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2020年11月28日 栄枯盛衰。 [カメラ]

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ASAHI PENTAX SP SMC-T55㎜ NEOPAN SSS


1977年の『日本カメラショー』である。

当時は、というか長くそれはデパートの催しだった。だからなにも特別なことではなかった。今ではそこすら大きく様変わりしているのではあるけれど、日本橋髙島屋の8階催事場が会場だ。途中髙島屋の入口付近で、ヨドバシカメラが新聞紙のような黄色い特価表を配っていた。

実はその後聞いた話では、カメラショーに集まる人々はカメラショーのみが目的であり、デパートとしての売り上げ向上の集客効果は全く望めない厄介な催し物だったそうである。それはともかく、マニアたちは待ちに待ったこの年に一度のお祭りの日々に日本橋髙島屋のカメラショー、そして東京駅大丸の『写真用品ショー』へと笑顔で周遊するのであった。あるいはお金持ちの大人は銀座に向かい松屋銀座の『世界中古カメラ市』も必須の周回コースだ。ついで言うと日を置いて科学技術館での『I.P.P.F.』という営業写真館向けを中心としたプロフェッショナルフォトフェアにも多くの人が集まっていた。

その昔、カメラはいつだって最先端技術の結晶で、ハレの場になくてはならない誰もが欲する大切なモノだった。だから憧れを手にできる「カメラショー」は笑顔で賑わっていた。

2020年の今日、ドイツの『photokina』の事実上終了のニュースが伝わってきた。フォトキナは70年の歴史をもつ、それ自体が憧れだったカメラショーはもう開かれない。



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2020年9月22日 膨張する失意。 [カメラ]

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Nikon D850  AF-S60㎜



膨らんだSarface Proである。

ま、昨日今日の出来事ではないのではあるけれど。

お仕事の撮影の時は、まあほとんどの場合カメラとコンピューターを繋いで、所謂テザー撮影というのがお作法だ。コンピューターコントロールが必要だった3ショットのデジタルバックの時代は当然として、最新のデジタルカメラでもその辺りは変わらない。それが為にデスクトップだったりラップトップだったりのコンピューターを撮影現場に担ぎ込むのである。それはポラを引くのより遥かに正確に、そしてリアルタイムに”写り”が共有できるデジタルカメラの恩恵を享受するためだ。

それは、詰まる所フォトグラファーが撮った写真が、同時にカメラ以外でも見られれば良いことに尽きるのである。ということで、その単純にしてささやかな要望が8inのWindowsタブレットで叶ったのに味をしめて続いて導入したのがこのSurface pro 3だ。残念なことに小型軽量の8inタブの画面サイズはブツ撮りではともかく、ヒトを撮るときにはさすがに小さいからね。

と、ある日の事。Surfaceはバッテリーを認識しないというアラートとともに充電ができなくなった。ネット上で探した理論的対処では改善しない、つまり物理的なバッテリーの故障だ。AC電源直結なら、とても不自由だけれど、使用は可能だからバッテリー交換修理を望むのが人情である。ところが驚くことにマイクロソフトは修理に対応していないのである。

そもそも日本国内のマイクロソフトの修理窓口を見つけることが出来なかった。ともかくバッテリー交換は即ち本体交換であること、要するに買い替えろということである。そして、例えばカメラメーカーの修理不能に対応する代替分譲制度に類するものは無い。

結局、AC電源直結のまま使用していたある日、キーボードカバーの収まりが悪くなった。画面に薄っすらムラが出るようになった。そして本体から画面が浮いた。チャットで相談できたマイクロソフト曰く、AC電源接続していると破裂する危険があるから即使用中止するように、そしてPCリサイクルの処分方法は後程メールでとのことであった。つまりことは大事である。

いや、だから、せっかくコンピューター側から異常を知らせてくれたあの時に、消耗品の、バッテリーさえ交換すれば済んだこと、ですよね。

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タグ:タブレット

2020年8月14日 改めて、星に願いを。 [カメラ]

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Nikon D850 AF-P10-20㎜


流れ星である。
玄関先から見上げた、電気だの電話だの通信だのと忌々しい電線の合間の、ペルセウス座流星群、に、くくられる流星の光跡だ。

D850に、DXつまりAPSサイズセンサー用の10-20㎜ズームで撮影である。このお手頃レンズはフード無しで焦点距離13㎜程度から、FXつまりフルサイズでも蹴られない超広角レンズでもあるのだ。要するにサジタルコマなんて難しい事を言わなければ開放からでも十分イケてる良いレンズということだ。あまりに撮影地点の情報が多く写り込んでいる為、トリミングしてしまっているが、焦点距離13㎜なら水平からほぼ天頂までカバーできる。

もう大昔の高校生の時は地学部でもあったから、望外に立派な望遠鏡を納めたドームのある屋上に大の字になって流星の観測をした。傍らにはネオパンSSを詰めたアサヒペンタックスSPに2.8に絞った標準の55㎜レンズだ。露光時間は6時間、相反則不軌なんてなんのそのでケーブルレリーズをロックするのであった。深夜とは言え明るい東京の空では、長時間露光は不可能だ。夜空の暗さを保ち、かつ流星の光跡が残る露光時間と星の写る感度をとシャッタースピードは3秒、感度はISO1250で間をおいて1分間ずつ連写した、星の流れるタイミングを期待してね。以前オリオン座流星群に高感度を期待してD600で挑んだ時、CMOSの想像以上の写りに驚ろいたのに、高画素高精細のD850は、順当に、さらに多くの星を写し取っていた。

縮小したこの写真では分からないのが残念なほど驚くほど小さな星まで、それこそ星の数ほど星々が写っているのである。ただ、流れ星はこの一つだ。僅かな観測時間だから、もあるけれど、お願いし放題だった高校の頃に比べオトナの人生はなんともシビアだ。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D850 ブラック Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z6 24-70 レンズキット NIKKOR Z 24-70mm f/4S付属 Z6LK24-70 Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G フルサイズ対応 Nikon 双眼鏡 モナーク5 8x42 ダハプリズム式 8倍42口径 MONA58X42 Nikon 広角ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR ニコンDXフォーマット専用 Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G Fマウント フルサイズ対応

2020年7月26日 ジレンマもしくはストレス、その2。 [カメラ]

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ASAHI PENTAX SP SMCT55㎜ + NEOPAN SSS

比較的軽傷とは言えベコベコのビネガーシンドロームのこの写真は、おそらく1976年の、スバルとニコンの看板が目立っていた新宿西口である。

先ずは先日の我がニコン機材を襲った惨劇のその後を記録しよう。受付の再開と予想される集中を避けて6月19日に、強固な防疫体制の銀座のNPSに持ち込んだ。そして6月25日に修理は完了した。バッキリ二つに折れた希望小売価格346,500円のレンズは24,695円で復活なったのである。ただ、行くついでに持ち込んだ、AFが不調の見た目こそ新品同様の70-200㎜が、超音波モーターや劣化したゴムリングの交換、レンズ内ゴミ清掃等で20,598円も要してしまったのは少し誤算だ。NPSの割引あっての金額かと思うが、コロナ禍のうえ各種税金の2期目の納付のこの時期に45,293円の出費は心穏やかではないが、幸いにも頑丈に作られているというボディに異常が無かったことが救いだ。

ミラーレスカメラのZシリーズの発表前か後だったか、兎も角その頃、所謂ニコンの中の人と立ち話程度だけど、今更D6(つまりD5の後継一眼レフとして)なんて作る必要ないですよね、と話を振られた。会話の中身はともあれD5の流れのままの一眼レフのD6の不要論には大いに賛成だった。

で、結局D6は発売となった。きっと幾筋かの商品企画や開発の中で最終的にこのD6が選ばれたのだろう。その昔キヤノンが最初のEOS 1Dを出したときに、せっかくデジタルになったのにデカい重いと言ったら、手に馴染んだモードラを付けたフィルムのEOS 1と同じサイズの要望が多かったと反論された。だからD6もきっとそんなことかもしれない。

新しいニコンのミラーレスカメラのZ5が発表された。そもそもカメラにおけるヒエラルキーが良く解らないのであるが、エントリーモデルであるらしい。エントリーモデルって何?はともかく、メディアスロットが2つになったことを除けば、小さくも軽くも無いうえ、わざわざ重要な肩部のディスプレイを無くし、センサーのグレードを落とし、性能すら落とした言わば劣化Z6だ。つまりZ6のメディアスロットを2つにして性能を少し上げた機種を用意して、現行のZ6の価格を下げた方がよほど歓迎されるのではと”カメラマン”としては思う。

我が最良のパートナーである、素晴らしいD800やD850以降はなんとなく商品企画や開発の筋道がそれているような、まあ余計なお世話だけど、でもD850のバックアップは必要なユーザーとしては深刻な不安だ。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D850 ブラック Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 ボディ ブラック Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z6 24-70 レンズキット NIKKOR Z 24-70mm f/4S付属 Z6LK24-70 Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z7 24-70 レンズキット NIKKOR Z 24-70mm f/4S付属 Z7LK24-70 Nikon エクステンショングリップ Z-GR1 Z用 アルカスイス規格互換 ZGR1 Nikon 縦位置ブラケット Z-VP1 Z用 ZVP1 Nikon マウントアダプターFTZ Zマウント用 Fマウント用 Nikon ミラーレス一眼カメラ Z50 レンズキット NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR付属 Z50LK16-50 ブラック

2020年6月27日 風と共に去りぬ。 [カメラ]

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Nikon D850 AF-S60㎜

オリンパスXAである。
実は、我が所有機材において”最新”のオリンパス機でもある。

写真への熱量が高かった学生時代の事だ。パトローネが収まるのかと驚くほど小さくて、レンズキャップも不要で、F2.8から22までの絞り優先のオートで、1/500から1秒までの速度がファインダーで確認でき、小型のストロボも付属した、二重像合致式レンジファインダーの夢のようなカメラがオリンパスから発売になった。江古田からバスで行ける中野の丸井本店で赤いカードで購入したのだった。丸井は意外にもカメラ機材が充実していて、引伸ばしレンズのELニッコール90mmなんかもここで買ったと記憶している。

化粧箱の中の更にのプラスティックのカプセルに収まった、なんだかやたら力の入ったXAは当初入手困難で、当時報道コースの教授をしていた三木 淳が入手できずに悔しがっていた傍で見せびらかしながらガールフレンドを写したりしていたのである。

時は流れてデジタルの時代を迎えたころ、イーストマン・コダックの技術展、つまり感材メーカーから撮像センサーメーカーでもあることを強調する発表会があった。その中の基調講演の一つにオリンパス副社長のKさん(だったよね、たしか)による、4/3in撮像素子を用いてこそ小型軽量の最適化されたデジタル一眼レフカメラが構築できると、テレセントリック光学系なんて言う初めて耳にする単語を織り交ぜながらの大演説があったのである。その後のフォーサーズ規格になるのだけれど、フィルム販売減少を大量生産しやすい小さなセンサーの拡販で補うため、AF化に対応で出来ずフェードアウトしていたOMシリーズのオリンパスを取り込んだのかなぁなんて聴いてしまったのも、事実だ。

結局、リーフに加えてニコンボディを使ったフルサイズや4X4cmのデジタルバックとコダックを使うのであったけど(コダックのWebサイトにお褒めのインプレッションまで載せて!)、オリンパスと4/3センサーを選ぶことは無かった。その後の機種になんの魅力も感じることができなかったから。だから、結局、あの素晴らしいXAがいまだ最新のオリンパス機と言う訳だ。

オリンパスはカメラメーカーでなくなってしまうことが現実化した。寂しいけれど、XAは”最新”にして”最後”の我がオリンパスなのだろう。

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2020年6月6日 Black Lives Matter [カメラ]

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ASAHI PENTAX SP SMCT55㎜ + FUJI RD

1979年の横須賀の写真だ。
ヨコスカを母港としていた米海軍航空母艦ミッドウエイの乗員の写真だ。

例のごとく整理されていない中、ビネガーシンドロームのモノクロネガ発掘中に見つけたポジフィルムの一枚だ。またこれも未整理なのに撮影年を断言するのは右の水兵が着ている航海記念Tシャツに1979年とあるからだ。余談だけど親しくなった別の水兵に同じTシャツを貰った、ヘインズ製のそれはやたら丈夫で10年以上着続けても襟が伸びることすらなかった。1970年代のメイドインUSAさすがだ。

ニチゲーの写真学科の学生時代、ドキュメンタリー志向だったから、夜7時に自由時間となって街へ出てくる『アメリカ人』を写すために基地のゲート前で待ち構えて、写真を撮っていた。

アメリカ海軍基地らしくゲートから出てくるのは様々な人種だった。とは言え、当然多くは『白人』か『黒人である。仲良く連れ立って出てくることも勿論少なくはなかったけど、やはりほとんどはそれぞれが別々だった。ソウルトレインでダンスしてそうな装いの黒人のグループに、日本語でのナンパの仕方を教えてほしいと乞われ先ず服装を改めることを伝えて、即席日本語教室を開いていたところ、彼らが去った後しばらく前から様子を見ていた下士官の制服の白人が厳しい表情で近寄ってきて「ブラックマンと話をするな!」と言い捨てて去っていった。

遅い夕食はゲート近くのハンバーガーショップだ。そこで地元の不良に絡まれた、もちろん日本人の若者だ。横浜か?と彼らは訊いてきた。東京から来たということで何事もなく収まったのだけど、隣接する横浜との間には彼らなりのボーダーラインがあって、互いに排他的関係なのだという。

見た目や思想や出身などが異なることで、勝手に線を引き、その向こうを否定する。単純な間違いだ、分けて考える合理的理由がないからだ。線さえ引かなければすぐにその間違いに気付けるはずだ。

2020年6月2日 弱り目に祟り目、若しくは泣き面に蜂。 [カメラ]

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Nikon D850 AF-S60㎜

ぽっきり折れたニッコールPC-E85mmである。
念のため、一見そう見えるのだけれど、このニコンは、あの往年のキヤノンEX EEのように前玉交換式なわけでは決してない。あくまで想定外の所からレンズが分割されている尋常ならざる状態である。

写真の日とこじつけられた昨日の出来事である。むしろ『アサヒカメラ』の休刊が報じられた昨日の事というべきか、ともかくレンズはぽっきり折れてしまった。仕事中のアクシデントだ。"楽な"仕事とはいえあまりに低額なギャランティ対し、この損害の大きさは、すこし大袈裟に言えば、天文学的数字だ。

狭く足場の悪いなか位置決めに三脚を立てていた。油断だった、その瞬間何かのはずみで一本の脚が足場を外れコンクリートの床に倒れた。あくまで位置決めの為のカーボン製で細い軽量な三脚だったことも不幸中の幸いだったか、重量エネルギーの殆どはカメラとレンズのそれで、おそらく大きなレンズフードが先ずそれを受け止め、吸収しきれなかったエネルギーが最終的にPCレンズのシフト部を破壊したようである。どこにも床との接触痕がみられず、カメラもシューに装着していたフラッシュコントロールのトランスミッターも異常は感じられない。無論、撮影は、心の動揺を隠し、バックアップ機材で恙無く終了したことは言うまでもない。そこはプロだからね。

この時期である、収入に不安な今だから、最小限の修理料金で済むことを切に願うのである、が、再開が発表されたとはいえ、未だプロサービスは閉鎖中。


Nikon PCマイクロレンズ PC-E Micro NIKKOR 85mm f/2.8D フルサイズ対応 Nikon PCレンズ PC-E NIKKOR 45mm f/2.8D ED フルサイズ対応 Nikon PCレンズ PC-E NIKKOR 24mm f/3.5D ED フルサイズ対応 Nikon PCレンズ PC NIKKOR 19mm f/4E ED フルサイズ対応 iShoot 全金属のリング式三脚座、レンズサポート襟、三脚マウントリング for ニコン Nikon PC NIKKOR 19mm F4E ED ティルトシフトレンズ, クイックリリースプレート付き、ARCA-SWISS、PMGタイプの三脚雲台/ボールヘッドクランプ を対応 iShoot リング式三脚座、ニコンマイクロレンズ Nikon PC-E Micro NIKKOR 85mm f/2.8D Tilt-Shiftのために特別に設計、レンズサポート襟、三脚マウントリング、 46mm クイックリリースプレート付き、 ARCA-SWISS、PMG、WIMBERLEY タイプの雲台/三脚ボールヘッド を対応

2020年4月25日 またひとつ時は過ぎ。 [カメラ]

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Nikon D850  AF-S60㎜

『月刊カメラマン』が休刊だそうである。

ーだそうである、と如何にも伝聞な表現は、所謂カメラ雑誌を購読しなくなって久しいからだ。と言うより、あれ程好きだった書店に出入りしなくなったことをついでに白状しておこう。

数年前に時折特集記事を寄稿していたムック本が休刊となった時も急な連絡だったが、月カメも次号予告を掲載した最新号が書店に並ぶ中、Webでの急な発表だったようだ。勿論、新型コロナウイルス感染症に関連するか否かは分からないとはいえ寂しいニュースばかりだ。

実は、若き日に月刊カメラマンの取材を受けたことがある。手元の掲載誌をみると1992年2月号だ。7ページも誌面を使っていただき恐縮しごくだ。次いでいうと、取材時にも動きが楽だからとテキトーに着ていた今や懐かしのベネトンのスエットに、取材当日も掲載後も仕事仲間のスタイリストやヘアメイク、親しいモデルたちから強烈なダメだしを食らった恥ずかしい思い出も蘇るのである。ちなみに、掲載した作品のうちフィルム撮影後『レスポンス』で合成したもののキャプションに、デジタル処理としたのが、おそらくこの雑誌唯一のデジタルという単語だったと思う。

だから、開くと表2見開きが当時のカメラ雑誌での定位置だった旭光学PENTAXのZ-1の広告、表4はコニカのフィルムIMPRESA50の1992年2月号には当然ながらデジタルカメラはまだ登場していない。巻末のほうの小さな業界ニュース一覧の中に、ニコンがスペースシャトル計画に採用され、2台のニコンF4のうち1台が100万画素モノクロCCDの電子静止画カメラに改造され、ディスカバリーで6日間飛行したとある程度だ。なにしろ第2特集はストロボVS超高感度フィルムの室内ポートレートなのだから。

2020年の今日、ニコンD850でそんな月刊カメラマン1992年2月号を複写した。ブラインド越しの曇天の明かりで、手ブレを避けるべく1/40秒が切れるように右手人差指でISOボタンを押しながら親指でダイヤルを回して感度を上げる、床に置いた雑誌にできるだけ正対するようにファインダー内の透明液晶に表示された格子線をガイドに構えて、手持ち撮影でお手軽に終了だ。ある目的達成が簡易になるのは進化のあかしである。進化は過去を駆逐しながら進む。スペースシャトルすら過去に置いた時の流れの中、紙媒体のカメラ雑誌が姿を消してしまうのも止む無い現実だ。


カメラマン 2020年5月号 [雑誌] キャパ  5月号 デジタルカメラマガジン 2020年5月号[雑誌] 日本カメラ 2020年 5 月号 【特別付録】「カメラで英会話」 アサヒカメラ 2020年 05 月号 [雑誌] フォトテクニックデジタル 2020年 5月号 風景写真2020年5・6月号 フォトコン2020年5月号【別冊付録:立木義浩フォトブックレット】[雑誌] COMMERCIAL PHOTO (コマーシャル・フォト) 2020年 5月号



2020年2月20日 No Photograph,No Life. [カメラ]

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ASAHI PENTAX SP SMCT55mm  +  Nikon D850 AF-S60mm


1977年の新宿歌舞伎町の写真である。
そして例のビネガーシンドロームの崩壊を辛うじて回避した写真だ。

40数年前はニチゲーの写真学科の学生だった。写真が好きだから、当たり前なのだけれど写真を撮るということは日常だった。少し誇張していえばそれこそ息をするようにシャッターを切っていたのである。当然、レンズを向ける先は美しい恋人だけでは無かったぞ、と念を押しておこう。

卒業後は広告写真というまるで異なる道に進んでしまったのではあるけど、そもそもがユージン・スミスに憧れて写真家を目指していたからドキュメンタリーフォトを信条としていた。ましてやラルティーグやカルティエ・ブレッソンらにも大いに感化されていたから、キャンディッドフォトとかスナップショットを撮るために街へ出ていたのであった。

写真を取り巻く環境は当時と現在では大きく異なる。とは言え写真家の持つ撮りたいという欲望は変わらないから、その乖離が悩ましいのである。

昨日、小さな集まりで会った写真文化の向上を腐心する某氏が苦々しくこんな時にフジがやらかしてくれた、とこぼしていた。今だまだネットを賑わしているフジフイルムのあのPVのことだ。騒ぎになる前に偶々視聴していたが、寡聞にしてあのフォトグラファーを存じ上げていないし、自分とスタイルが異なるからと言って否定するつもりも毛頭無いのだけれど、あれはなんともカッコ悪い。写真家はカッコ良くないといけませんね。

はたして嫌悪感を抱いた人が多かったようで、所謂大炎上となり、フジフイルムは件のPVを削除という顛末だ。新製品とは言えマニアックなカメラの、その幾つかあるあるPVのうちの一編でしかないのに、こんなに炎上するほど写真の現状はセンシティブであることを改めて痛感させられるのである。

確かに写真を撮りたいとする写真家の欲求はあくまで利己的なものだ、そしてその欲求を被写体側の寛容と拒否のはざまに向かってシャッターを切ることで満たしているのは事実だ。学生の頃の写真の熱量は社会の寛容に保たれていた。そして、悲しいことに同じ熱量でカメラを振り回すことを今の社会は受け入れてくれないのである。

なにしろ犯罪発生を知らせるwebサイトに高齢の女性による小学生女児への声かけ写真を撮るという事案が発生しましたなどと表示される現代である。スマホに押されカメラの出荷数は減少の一途で、それに呼応するように写真を撮るという行為への社会の寛容も減少しているのである。

だから、あのフジフイルムのPVは、社会の寛容の減少を加速しかねない畏怖を感じるのである。ビネガーシンドロームは基本的にネオパンのみに発生した。つまりフジフイルムは数百本のわが青春の日々を失わせただけでなく、この先の未来まで危うくするつもりなのか、と、つい過ぎる嫌味の一つも言っておこう。だって、写真が好きだから、死ぬまで写真を撮っていたいんだからね。

2019年12月29日 100ヒク50ハ50 年。 [カメラ]

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ASAHI PENTAX SPF SMC-T 55mm  ネオパンSSS
+ Nikon D850 AF-S 60mm


もうすぐ終わる今年は、ペンタックスも100周年だ。
今更の報告だけど少し前に行われたトークショーにも行ってきた。お知り合いだけど、あくまでファンの一人としてね。

やっぱり今年が100周年だったシトロエンとのお付き合いはCitroen BX 16TRS以来32年だ。気に入っているからは当然だけど、面倒くさいからもあって一途だ。そして何の不満もない、まあ酷く凶暴な燃料消費率を除けばと注釈は必要だけど。

そしてペンタックスとはもっと長い。記憶に誤りがなければ、中学2年生のとき買ってもらったアサヒペンタックスSP以来だから、50年のお付き合いということになる。言い方を変えると半世紀だ、オーララー! 写真部だった中学時代も、地学部で演劇部で生徒会執行部で写真と陶芸の同好会の高校時代は勿論、日本大学芸術学部写真学科の学生だった時もずっとアサヒペンタックスSPだ。

アルバイトでアシスタントしたフォトグラファーの135判はキヤノンF-1だったし、同じくアシスタントしていたプロダクションのそれはニコンF2だったけれど、SPFや6X7 を加えてなおアサヒペンタックス一途は変わらなかった。写真学科だからの課題はもちろん、生活も恋とか愛とかっていう照れ臭いことも皆タクマ―レンズ越しだ。そういえば、やっぱりアルバイトでミノルタの、X700だったか、のラジオCMのナレーションをしたことがある。台本の中に「恋するようにシャッターを・・」とか「君を撮るために・・」なんてセリフがあった。余談だけれど録音したラジオ局のスタジオの道すがら、クルクルの長髪にサテンジャンパーが偉そうに見えたのか、ピンクレディーの二人が挨拶してきたのは少し自慢の思い出だ。

例のビネガーシンドロームの恐怖の崩壊を辛うじて回避したコマから大学2年か3年の頃のカメラバッグの写真を見つけた。それにしたって40年以上”昔”の写真だ。

ニコンD850に60㎜マクロレンズを付け、内蔵しているデジタイズ機能でモノクロネガを複写すると自動的にポジ状態のJPEGデータとして記録される。純正デジタイズアダプターに合わせてあるのかライトビュワーでの複写だと薄いネガのネガポジ変換がムラになることや、AFでのピントは信用に欠ける点が注意点だけど、十分な解像度もあって実に楽しくて便利な素晴らしいカメラの機能だ。ついで得られたJPEGデータをPhotoshopに読み込んでトライXのプロファイルを与えてみた、それはオリジナルと同じネオパンSSSのプロファイルが無かったから、アクロスではちょっと違うしね。

ともかく、ネガフィルムから写真を作る史上もっとも手軽な方法だ。既に100周年を通過した、やはりフィルムの歴史の長い老舗のニコン、さすがである。そしてペンタックスへ、いつもの苦言だ。レトロ風味のカタチや操作性なんてクソの役にも立たない、歴史の長さを生かすのはこういうカメラだ。


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