2024年3月6日 半分の不満か倍の満足。 [カメラ]
PENTAX K10D DA16-45mm
ペンタックスから新製品のアナウンスが、新型のフィルムカメラをこの夏に発売予定だと言う。しかもゾーンフォーカスで手巻きでマニュアル露出も出来そうな、ハーフサイズカメラらしい。
ヒトも変わり疎遠になって久しいペンタックスだけど、モノクロ専用機に続き、らしさは健在でついついニンマリしてしまうのである。
web上ではハーフサイズ、つまり35ミリフィルムの半分というフォーマットに、画質が悪いと懸念する声が姦しい様子だ。まあ確かに、フルサイズデジタルカメラをAPSサイズにクロップすれば応じて画質が低下する事を実感してしまうし、何より銀塩フィルムはサイズの大小が解像度の良否である事は厳然たる事実だ。だからお仕事ではシノゴの使用率が高かった。とは言え、銀塩写真を取り巻く厳しい現状を鑑みればハーフサイズカメラであることの意味はペンタックスの思惑のとおりだろう。ペンタックスのチャレンジの成功を祈りたい。
銀塩写真を取り巻く環境といえば、家のあちこちから、中にはそれこそカメラの中から未現像のフィルムが出てきたのである。モノクロネガにカラーネガ、更にはリバーサルまで10数本。以前の現像液崩壊以来現像液は入手していない。そもそもT-maxデベロッパーなんて売ってるのか。何処にしまったのかダークバッグが見つからない。クリエイトはホリウチは何処に残っているの。
銀塩写真を取り巻く現状は如是厳しいのである。
唐突だけど写真のカメラは『フジカ ドライブ』。写真に興味を持った小学生の頃から持ち出して撮っていたカメラだ。自動露出もマニュアル設定も可能なレンズシャッターの目測式フォーカスの2.8cmF2.8フジノンレンズの高級感溢れたコンパクトカメラだ。勿論、ハーフサイズ。
2024-03-06 18:00
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