2023年3月3日 番号札入手。 [日常]

apple iPhone 8
マイナンバーカードである。
それを今日、受け取ってきたというわけ。ほぼ3か月越しに。
カード申請の動機が計20000ポイントのマイナポイント云々は、それはまあ、皆と一緒だ。
既に忘却の彼方なれど思い起こせば、というかメールを遡ると、web上での交付申請の受付完了メールの受信日は昨年の12月14日だ。そのweb上で確認できるステータスによると申請受付12月14日、申請内容確認完了日が12月22日そして自治体にカードを発送した日が今年の01月03日ということである。
自治体つまり”区”から交付通知書が届いたのが02月20日過ぎ、要予約の窓口受取の最短予約可能日が今日03月03日13:30だった。
区役所の担当に予約を伝え受付するまでおよそ10分待ち、受付終了後交付まで同じく10分ほど待って、やっと、勿体着けた、仰々しい個人番号カードが交付された。ちなみに個人番号なのだから国が発行かと思っていたらカード表面をみると発行は区のようだ。
しかし、それにしてもこのカード、驚くほどチープで、なんとも呆れるほど酷いデザインだ。おそらくデザインがなされていないのだろう。日本国民としての個人情報の全てを背負いこもうとしているカードがこれとは悲しい現実だ。「交付された」カードなのに表面は空欄ばかり。電子証明書の有効期限という年月日の空欄は何を意味するのだろう。
そして、コロナ禍で露呈したニッポンのデジタル後進国ぶりを裏付けるかのように写真横の大きな面積の青い部分は、説明によると住所が変わると自治体の窓口でそれが書き込まれる場所だという。さらにはその下部の、この場所に必要なのかのあまりに小さい、臓器提供の意思表示を記入するには米粒に文字を書く特技が必須のようである。
なにより、時間短縮のためパスワードは原則窓口職員が設定するという交付通知に同封されたお知らせは、笑うところなのかと、ぜひ河野太郎さんに伺ってみたい。
2023-03-03 17:37
2023年2月25日 記憶する日常風景。 [日常]

Nikon D850 AF-S10-20㎜
銀座四丁目交差点である。
そこに当然と建っている三愛ドリームセンターは、来月から老朽化のため解体される。おそらく、歩行者天国からのこの”いつもの”景色は明日で見納めかも知れない。
あまりに当たり前の銀座のランドマークだ。なにしろ、記憶が正しければ、その昔ウルトラマンの放送が始まる直前に、セイコーの時計が7時をお知らせします、と向かいの和光屋上の大時計が映ったのに続き、8時からのプロレス中継は、三菱電機の提供でお送りします、と当時は上部が三菱電機の広告だった三愛ドリームセンターが映ったのだから、幼き頃からの刷り込みである。
丸い筒という不思議な形状に興味を魅かれつつも、季節になると女性ものの水着で覆われるなどと、Sanaiのロゴと相まって、小心者としては立ち入りを躊躇うのであった。そんな長年にわたる苦悩に対し、ペンタックス・リコーが上階にギャラリーを開いて、エレベーターシャフトを軸に円形のフロアを重ねたこの面妖な建築物に立ち入りの大義名分を与えてくれた事には大いなる感謝だったのである。
計画では3月から2年間をかけ解体となっている。その先にどんな風景が待っているのか分からないけれど、向かい側の透かし彫りをモチーフとしたという柔らかな印象の銀座プレイスが、以前はシャープな直線のビルだったことが思い出せない程既に馴染んでいることを思えば、すぐに日常風景になるのだろう。
2023-02-25 15:36
2023年1月1日 5年目の令和の謹賀新年。 [日常]

Nikon D800 AF-S70-200mm
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
なかなかコロナ禍の向こうが見晴らせませんが、良い年になりますように。
今年も干支動物ポートレートシリーズで年賀状お受け取り下さい。
なかなかコロナ禍の向こうが見晴らせませんが、良い年になりますように。
今年も干支動物ポートレートシリーズで年賀状お受け取り下さい。
2023-01-01 00:00
2022年12月29日 眠り猫。 [日常]

Apple iPhone 8
眠り猫は我が家の『福』ちゃんである。
ちなみに彼がふっかりと身を沈めているのは我が膝の上だ。運動不足に加齢も加わってすっかり細くなった太腿の上にその巨体を器用に位置しているのである。
それが当然というかのように、彼は飛び乗ってくるのである。定位置たる膝が不都合な場合、つまり足が開いているとか組んでいる等々の睡眠に適さない際には、取り敢えず彼は腹部側にずっしりと身を委ね足がそろうのを待つのである。図々しいヤツと少し思うのだけれど、この省エネのご時世、肌触りのいい湯たんぽだぞと、無言で彼は正当性を主張しているようである。
ひざ掛けをうまい具合にかけて小さくイビキはかくは寝言を言うはと、恐らく熟睡だ。幸せそうでなにより。とは言え、こちらにも都合があるのだ。例えば生理現象だ、幸せそうな彼の寝顔に向かって小声で「チョット、ゴメン」と、何故こちらが遠慮がちにと思いながら、声をかけることになる。
驚くほど機敏に彼は反応し飛び降りてくれる。さすがは猫である。恐らく吉良邸に控えた家臣たちがこんな寝起きであったら赤穂浪士はさぞや苦戦したに違いない、と一人納得するのである。
ところが、見事に跳ね起きた猫は、いつも、何故か、トイレに向かう我が歩みの先を先導するのである。しかも悠然と。急いでいるのだ、幸せを享受した君の寝顔に遠慮して限界に達したこちらの事情を汲んでほしいのだ。何度繰り返そうが、今日もまたマイペースな彼にその危機感は伝わらない。
それが当然というかのように、彼は飛び乗ってくるのである。定位置たる膝が不都合な場合、つまり足が開いているとか組んでいる等々の睡眠に適さない際には、取り敢えず彼は腹部側にずっしりと身を委ね足がそろうのを待つのである。図々しいヤツと少し思うのだけれど、この省エネのご時世、肌触りのいい湯たんぽだぞと、無言で彼は正当性を主張しているようである。
ひざ掛けをうまい具合にかけて小さくイビキはかくは寝言を言うはと、恐らく熟睡だ。幸せそうでなにより。とは言え、こちらにも都合があるのだ。例えば生理現象だ、幸せそうな彼の寝顔に向かって小声で「チョット、ゴメン」と、何故こちらが遠慮がちにと思いながら、声をかけることになる。
驚くほど機敏に彼は反応し飛び降りてくれる。さすがは猫である。恐らく吉良邸に控えた家臣たちがこんな寝起きであったら赤穂浪士はさぞや苦戦したに違いない、と一人納得するのである。
ところが、見事に跳ね起きた猫は、いつも、何故か、トイレに向かう我が歩みの先を先導するのである。しかも悠然と。急いでいるのだ、幸せを享受した君の寝顔に遠慮して限界に達したこちらの事情を汲んでほしいのだ。何度繰り返そうが、今日もまたマイペースな彼にその危機感は伝わらない。







2022-12-29 23:28
2022年12月10日 5回目からの週末。 [日常]

Apple iPhone 8
5回目のCOVID-19ワクチン接種からほぼ一週間である。
モデルナ製のオミクロン株BA.5対応ワクチンが接種可能になったという事で、月曜日に勇んで接種に赴いたのである。去年の6月に数十年ぶりの注射として臨んだワクチン接種は緊張と躊躇いだったことを思えば実に前向きである。今接種するならそりゃあせっかくならBA.5対応でしょうと、しかも一回目の大手町自衛隊大規模接種会場から引き続きモデルナ製をと、積極的である。
モデルナ製BA.5対応二価ワクチンを望むと接種場所の選択肢は東京都の大規模接種会場となった。3ヵ所ある東京都大規模接種会場のうち都庁47階北展望室を予約したのは、それは当然、都庁の47階展望室というロケーションだからである、どうせなら楽しい所でと。ちなみに4回目は、中野サンプラザの14階接種会場を選択した。
都庁2階で受け付けをして47階へという流れだ。企業集団接種、予約有無、そしてファイザー、モデルナ、ノババックスさらに1~5の接種回数、従来型、二価のBA.1対応、BA.4-5対応と受付は複雑で多岐にわたっているのである。人気の差のせいかほとんどファイザー製の受付で、モデルナとノババックスの兼用受付は端の方に極僅かだ。それは47階で接種ワクチンごとに予診に並ぶ列の長さにも如実に表れていた。
ブースター接種と異なり注射液量は1~2回目と同様だという説明にあの2回目の悪夢がよぎったけれど、幸いなことにほぼ1週間を経た今日まで、注射部の痛み以外、何等の不調は無い。
一安心である。そこで次は対インフルエンザ作戦である。それを言ったら友人に、かかったこと無いのーと驚かれたのだけど、インフルエンザの予防接種も受けたことが無い。なにしろ注射そのものが数十年ぶりだから。もしかすると中学生の辺りに学校で接種したのかも知れないけれど、記憶は無い。ここは5回の新型コロナウイルスワクチン接種の勢いで、週明けにはインフルエンザのそれもと、何となく決意するのである。
モデルナ製のオミクロン株BA.5対応ワクチンが接種可能になったという事で、月曜日に勇んで接種に赴いたのである。去年の6月に数十年ぶりの注射として臨んだワクチン接種は緊張と躊躇いだったことを思えば実に前向きである。今接種するならそりゃあせっかくならBA.5対応でしょうと、しかも一回目の大手町自衛隊大規模接種会場から引き続きモデルナ製をと、積極的である。
モデルナ製BA.5対応二価ワクチンを望むと接種場所の選択肢は東京都の大規模接種会場となった。3ヵ所ある東京都大規模接種会場のうち都庁47階北展望室を予約したのは、それは当然、都庁の47階展望室というロケーションだからである、どうせなら楽しい所でと。ちなみに4回目は、中野サンプラザの14階接種会場を選択した。
都庁2階で受け付けをして47階へという流れだ。企業集団接種、予約有無、そしてファイザー、モデルナ、ノババックスさらに1~5の接種回数、従来型、二価のBA.1対応、BA.4-5対応と受付は複雑で多岐にわたっているのである。人気の差のせいかほとんどファイザー製の受付で、モデルナとノババックスの兼用受付は端の方に極僅かだ。それは47階で接種ワクチンごとに予診に並ぶ列の長さにも如実に表れていた。
ブースター接種と異なり注射液量は1~2回目と同様だという説明にあの2回目の悪夢がよぎったけれど、幸いなことにほぼ1週間を経た今日まで、注射部の痛み以外、何等の不調は無い。
一安心である。そこで次は対インフルエンザ作戦である。それを言ったら友人に、かかったこと無いのーと驚かれたのだけど、インフルエンザの予防接種も受けたことが無い。なにしろ注射そのものが数十年ぶりだから。もしかすると中学生の辺りに学校で接種したのかも知れないけれど、記憶は無い。ここは5回の新型コロナウイルスワクチン接種の勢いで、週明けにはインフルエンザのそれもと、何となく決意するのである。
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2022-12-10 19:14
2022年10月29日 ピンポーン。 [日常]

Nikon D850 AF-S24-70㎜
ピンポーンのことである。
何かに正答した訳じゃなくて、最近ドアホンを交換したのである。
それは先日の事、日がな一日家に籠っていた日の夕刻郵便受けの中にSAGAWAからの不在連絡票を見付けたのである。一日中在宅だったはずと訝しみながら、翌日の時間指定で再配達の手続きをしたのだった。そして翌日、満を持して待機するも、指定の時間を大きく過ぎてもピンポーンは鳴らないのである。なのにWEB上で配達状況を確認すると、不在の為持ち帰ったとある。
そう、ピンポーンが鳴らなかったのである。ドアホンの故障だ。決して、時間指定の再配達を希望しておきながら勝手に反故にしたわけでは無いとSAGAWAに言訳である。
たしかに古いドアホンである。4in程度の白黒画面と受話器を備えた壁掛け電話機のようなナショナル製のドアホンだ。快調だった頃は白黒とはいえ恐らくCCDのカメラとCRTの画面のその画像は解像度も高く、広いダイナミックレンジもあって十分にその機能を果たしていた。
ただ雨の日に、誰もいないのに突然ピンポーンと鳴ったことが幾度かあった。怪奇現象かピンポンダッシュか、あるいは野良猫が雨の日に助けを乞うてボタンまでジャンプしたのではないかと思案を巡らし、それはきっと雨のせいだろうと自らを納得させていたのである。
不在連絡票で発覚した故障が、いつからそうだったかは分からない。もしかすると意図しない居留守を繰り返していたかもしれない。
急ぎ交換である。昭和の昔なら取り敢えず玄関でチャイムが鳴れば、ハイハイとハイを5回くらい繰り返しエプロンで濡れた手を拭いながら台所から小走りで向かえば待ってもらえたけれど、忙しい令和の今日は反応が聞こえなければ、即不在と判断されてしまう恐れがあるので、当然、再びドアホンへ交換だ。
例の如くAmazonを彷徨って同じくパナソニック製のテレビドアホンをオーダーした。ドアホンに起因した不在連絡票応酬の解消を果たすべく新しいドアホンの配達が招く疑不在のパラドックスは、幸いにも置き配に救われた。
新しいテレビドアホンは当然カラーだ。CMOSになったカメラとLCD画面の組み合わせは、少し残念な事に画質が悪い。LCD画面は些か小さい。カメラの画角が狭くなった。空抜けと隣家の照り返しの逆光状態での人物確認は難儀だ。と、実は交換後の、新しいドアホンへの不満点は多い。ただ、来訪者を記録する新しい機能が、例の雨の日の仕業が怪奇現象か野良猫かの解明に役立つことを期待だ。
それは先日の事、日がな一日家に籠っていた日の夕刻郵便受けの中にSAGAWAからの不在連絡票を見付けたのである。一日中在宅だったはずと訝しみながら、翌日の時間指定で再配達の手続きをしたのだった。そして翌日、満を持して待機するも、指定の時間を大きく過ぎてもピンポーンは鳴らないのである。なのにWEB上で配達状況を確認すると、不在の為持ち帰ったとある。
そう、ピンポーンが鳴らなかったのである。ドアホンの故障だ。決して、時間指定の再配達を希望しておきながら勝手に反故にしたわけでは無いとSAGAWAに言訳である。
たしかに古いドアホンである。4in程度の白黒画面と受話器を備えた壁掛け電話機のようなナショナル製のドアホンだ。快調だった頃は白黒とはいえ恐らくCCDのカメラとCRTの画面のその画像は解像度も高く、広いダイナミックレンジもあって十分にその機能を果たしていた。
ただ雨の日に、誰もいないのに突然ピンポーンと鳴ったことが幾度かあった。怪奇現象かピンポンダッシュか、あるいは野良猫が雨の日に助けを乞うてボタンまでジャンプしたのではないかと思案を巡らし、それはきっと雨のせいだろうと自らを納得させていたのである。
不在連絡票で発覚した故障が、いつからそうだったかは分からない。もしかすると意図しない居留守を繰り返していたかもしれない。
急ぎ交換である。昭和の昔なら取り敢えず玄関でチャイムが鳴れば、ハイハイとハイを5回くらい繰り返しエプロンで濡れた手を拭いながら台所から小走りで向かえば待ってもらえたけれど、忙しい令和の今日は反応が聞こえなければ、即不在と判断されてしまう恐れがあるので、当然、再びドアホンへ交換だ。
例の如くAmazonを彷徨って同じくパナソニック製のテレビドアホンをオーダーした。ドアホンに起因した不在連絡票応酬の解消を果たすべく新しいドアホンの配達が招く疑不在のパラドックスは、幸いにも置き配に救われた。
新しいテレビドアホンは当然カラーだ。CMOSになったカメラとLCD画面の組み合わせは、少し残念な事に画質が悪い。LCD画面は些か小さい。カメラの画角が狭くなった。空抜けと隣家の照り返しの逆光状態での人物確認は難儀だ。と、実は交換後の、新しいドアホンへの不満点は多い。ただ、来訪者を記録する新しい機能が、例の雨の日の仕業が怪奇現象か野良猫かの解明に役立つことを期待だ。








2022-10-29 16:40
2022年10月14日 きーてきいっせい。 [日常]

ASAHI PENTAX SP SMCT55㎜ NEOPAN SSS
鉄道開業150周年である。
150年前の今日、日本の鉄道事業が開業したという事だ。鉄道開業という言葉に反射的に「き~てき いっせい・・」と、小さく口ずさんでしまうのは昭和生まれの性に違いない。
写真は、150年前でも新橋駅でもない1976年のストライキの日の”国鉄”池袋駅の西口である。閉じられたシャッターの中央に貼られている紙には『お知らせ 国労、勤労の違法なストライキのため国電は運転いたしておりません 国鉄池袋駅長』と書かれている。労使交渉の緊迫感が伝わるような手書きである、と取り敢えず少し盛って言い切っておこう、46年も前の事だし。
今やなんとも難解にして死語とも言える単語の羅列した”お知らせ”だけれど、「国電は運転いたしておりません」の一言に鉄道マンの矜持を感じるのである。










2022-10-14 23:29
2022年10月3日 スクラッチ アンド ビルド。 [日常]

Nikon D850 AF-S24-70㎜
小田急百貨店新宿店本館である。
昨日この建物はその役割を終えた。まもなく取り壊され、ここには2029年に完成予定の48階建てのビルが建つのだそうだ。
何でもかんでも、どこもかしこも壊しては超高層ビルに建て替えばかりで何とも世知辛く感じてしまう。先日のエリザベス女王の葬儀の時の、美しく歴史を秘めたの街並みの映像を羨んでしまうのだけれど、きっとその55年という中途半端な築年数と、無秩序に付加されていく付帯物が坂倉準三のモダン建築とはいえ老朽化という大義名分を与えてしまうのだろう。
1976年に写した、例の如くビネガーシンドロームに侵された写真を見ると、築10年ほどだったこの時は、西口広場を含め、まだたしかに、十分”モダン”だ。
2022-10-03 18:38
2022年8月8日 世界ネコの日、だから。 [日常]

Apple iPhone8
8月8日は世界ネコの日。
だから、今日の『福』だ。やっぱりお祝いのご馳走も無いけどフクちゃんは今日も元気だ。
ありがとう。
暑い毎日に、相変わらず例のアイスベッドがお気に入りだ。
クッキー缶よりだいぶ体は大きくなったけど、見た目は同じだ。
いつの間にか、随分時は流れたけど、いつまでも元気でいてね。
ありがとう。
暑い毎日に、相変わらず例のアイスベッドがお気に入りだ。
クッキー缶よりだいぶ体は大きくなったけど、見た目は同じだ。
いつの間にか、随分時は流れたけど、いつまでも元気でいてね。







2022-08-08 21:27
2022年7月25日 かき氷の日。 [日常]

ASAHI PENTAX SP SMCT55㎜
今日はかき氷の日であるらしい。
語呂合わせと、かつて日本で一番暑かった記録を残した日だからと制定されたようである。暑い日はかき氷であると、いたく正論である。
本来はこんな写真であるべきところ、学生時代の夏の日の故郷の駅の写真だ。
夏休みのかき氷の思い出話。
我が故郷は観光地である。冬暖かく夏は何か所もの美しいビーチという分かりやすい観光地だ。だから学生の頃、夏休みの帰省を電車でと試みると、如何にも海水浴客といった風情の満員電車で到着するのがこの写真のような状況の駅だ。
そんな駅に降り立ったら眼前のお土産店で、不思議なことに、何故か大学の先輩が働いていた。ニチゲーの映画学科だったか演劇学科だったかの先輩だけれど、ともかく同郷ではない。
おーフナツ!何してる?と声を掛けられたのだが、それは正にこっちのセリフだ。忙しいからチョット手伝えと帰省荷物のまま引き込まれ、店主への紹介もそこそこに、客足の途絶える夕刻まで、かき氷作りを手伝わされたのである。しかも先輩の抜けた翌日から数日間はフルタイムでかき氷作りだ。なにしろかき氷の注文が尋常ではないのである、電動とはいえ一杯のかき氷を削っている間に注文がたまるのだ。タイミングを見計らって地下にある冷凍庫から2階の喫茶室まで一貫目の氷柱を担ぎ上げる時以外はかき氷機はずっと回りっぱなし状態だ。
注文に応じて器の底にシロップやゆであずきを、そしてその上にふんわりと削った氷を盛りつけたら見栄えの良いようにシロップや練乳で仕上げて出来上がりだ。削り刃に氷を押し当てるレバー操作の力具合、氷を受ける時の器の廻し具合そしてバランスの良いシロップの量と、今風に言えばスキルアップがあっという間だ。なにしろひたすらかき氷を作り続けているわけだから。
ただ惜しむらくは、その大学時代の夏休みに身に着けた特別なスキルを活かす機会はその後なかった。
本来はこんな写真であるべきところ、学生時代の夏の日の故郷の駅の写真だ。
夏休みのかき氷の思い出話。
我が故郷は観光地である。冬暖かく夏は何か所もの美しいビーチという分かりやすい観光地だ。だから学生の頃、夏休みの帰省を電車でと試みると、如何にも海水浴客といった風情の満員電車で到着するのがこの写真のような状況の駅だ。
そんな駅に降り立ったら眼前のお土産店で、不思議なことに、何故か大学の先輩が働いていた。ニチゲーの映画学科だったか演劇学科だったかの先輩だけれど、ともかく同郷ではない。
おーフナツ!何してる?と声を掛けられたのだが、それは正にこっちのセリフだ。忙しいからチョット手伝えと帰省荷物のまま引き込まれ、店主への紹介もそこそこに、客足の途絶える夕刻まで、かき氷作りを手伝わされたのである。しかも先輩の抜けた翌日から数日間はフルタイムでかき氷作りだ。なにしろかき氷の注文が尋常ではないのである、電動とはいえ一杯のかき氷を削っている間に注文がたまるのだ。タイミングを見計らって地下にある冷凍庫から2階の喫茶室まで一貫目の氷柱を担ぎ上げる時以外はかき氷機はずっと回りっぱなし状態だ。
注文に応じて器の底にシロップやゆであずきを、そしてその上にふんわりと削った氷を盛りつけたら見栄えの良いようにシロップや練乳で仕上げて出来上がりだ。削り刃に氷を押し当てるレバー操作の力具合、氷を受ける時の器の廻し具合そしてバランスの良いシロップの量と、今風に言えばスキルアップがあっという間だ。なにしろひたすらかき氷を作り続けているわけだから。
ただ惜しむらくは、その大学時代の夏休みに身に着けた特別なスキルを活かす機会はその後なかった。








2022-07-25 21:49