2024年1月5日 シノヤマキシン。 [カメラ]

Fujifilm X-T2 XF18-55㎜
大学生だった頃、当時4000円近い本を買うのにだいぶ逡巡したのを覚えている。
『135人の女ともだち』は、それなりに納得できる屁理屈がこねられる写真集というより”グラビア”の総集編だったから尚更だった。その分厚くて重たい”雑誌”を買う決心は篠山紀信の激写だったからか、今で言うところの推しのアイドルが収録されていたからかは覚えていない。ちなみに、135人の女ともだちの一人目は、勿論、山口百恵だ。そして数十年ぶりに開いてみると南沙織は107人目だった。
大学の先輩であるその写真家の、課題で提出された作品を見たことがある。どんな写真だったかまるで記憶にないのだけれど、真面目に丁寧に仕上げられた作品に少したじろいた事は今でも覚えている。だから当時、『晴れた日』や『家』に大いに感化された。
追悼 篠山紀信。
タグ:日大芸術学部写真学科 ニチゲー
2024-01-05 18:11
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