2024年1月20日 後継、もしくは進化。 [カメラ]

Nikon D600 PC-E85mm
今更、かも知れないけれどニコンのZ 8だ。
散々逡巡して結局、買った。
とても、逡巡した。なにしろ、Zマウントミラーレス立ち上がりの機種は些か期待外れだったし、満を持してのZ 9の大きなボディや高速連写など全く不要だし、だからニコンのミラーレス攻勢は蚊帳の外から傍観していた。見て見ぬふりとも言えるかも知れないけれど。
巷の話題では、Z 8はD850のミラーレス版らしいのだけれど、それならD850(のまま)でいいじゃんと貧乏性の性が囁いた。その通り、仕事でも趣味でもD850の写りに不足は無い。ミラーレスカメラに期待する利点の動画機能だって、かのX-T2のLog撮影でもまあまあそこそこ賄えてるしね。初期の噂の60Mの高解像度には色めき立ったけど蓋を開けたら結局D850と同じ45M、しかもミラーレスカメラだからと小型化を期待するボディサイズもD850なみ。そこはフラッグシップのZ 9と同等性能というけれど、だからZ 9の性能なんて要らない。しかも高価だ。D850からレフレックスミラーや高精度の機械シャッターや緻密に組み込まれたAFシステムを省いているにも関わらず、高価だ。買わない理由は枚挙にいとまがなかった。
受け取って五日ほど、セッティングと操作の慣熟の最中だ。それは高価故か或いは新しいからか、なるほど滑らかにしっとり肌触りの良いカメラだ。ニコンカレッジで動画の教室を持っていた頃にZ 8があったらと遠い目をしてしまうほど素晴らしい機能でもある。良いカメラな事を訝しむ術は無い。ただ、いまだに買った理由付けを探して心穏やかでは無いのも事実だ。
散々逡巡して結局、買った。
とても、逡巡した。なにしろ、Zマウントミラーレス立ち上がりの機種は些か期待外れだったし、満を持してのZ 9の大きなボディや高速連写など全く不要だし、だからニコンのミラーレス攻勢は蚊帳の外から傍観していた。見て見ぬふりとも言えるかも知れないけれど。
巷の話題では、Z 8はD850のミラーレス版らしいのだけれど、それならD850(のまま)でいいじゃんと貧乏性の性が囁いた。その通り、仕事でも趣味でもD850の写りに不足は無い。ミラーレスカメラに期待する利点の動画機能だって、かのX-T2のLog撮影でもまあまあそこそこ賄えてるしね。初期の噂の60Mの高解像度には色めき立ったけど蓋を開けたら結局D850と同じ45M、しかもミラーレスカメラだからと小型化を期待するボディサイズもD850なみ。そこはフラッグシップのZ 9と同等性能というけれど、だからZ 9の性能なんて要らない。しかも高価だ。D850からレフレックスミラーや高精度の機械シャッターや緻密に組み込まれたAFシステムを省いているにも関わらず、高価だ。買わない理由は枚挙にいとまがなかった。
受け取って五日ほど、セッティングと操作の慣熟の最中だ。それは高価故か或いは新しいからか、なるほど滑らかにしっとり肌触りの良いカメラだ。ニコンカレッジで動画の教室を持っていた頃にZ 8があったらと遠い目をしてしまうほど素晴らしい機能でもある。良いカメラな事を訝しむ術は無い。ただ、いまだに買った理由付けを探して心穏やかでは無いのも事実だ。










2024-01-20 13:46
2024年1月5日 シノヤマキシン。 [カメラ]

Fujifilm X-T2 XF18-55㎜
大学生だった頃、当時4000円近い本を買うのにだいぶ逡巡したのを覚えている。
『135人の女ともだち』は、それなりに納得できる屁理屈がこねられる写真集というより”グラビア”の総集編だったから尚更だった。その分厚くて重たい”雑誌”を買う決心は篠山紀信の激写だったからか、今で言うところの推しのアイドルが収録されていたからかは覚えていない。ちなみに、135人の女ともだちの一人目は、勿論、山口百恵だ。そして数十年ぶりに開いてみると南沙織は107人目だった。
大学の先輩であるその写真家の、課題で提出された作品を見たことがある。どんな写真だったかまるで記憶にないのだけれど、真面目に丁寧に仕上げられた作品に少したじろいた事は今でも覚えている。だから当時、『晴れた日』や『家』に大いに感化された。
追悼 篠山紀信。
タグ:日大芸術学部写真学科 ニチゲー
2024-01-05 18:11
2024年1月1日 謹賀新年。 [日常]
2024-01-01 00:09