2023年8月4日 ごはんですヨ。

Apple iPhone 8

自動給餌器である。

愛猫フクちゃん用に導入したのである。

暫く前に、買ってよかった満足度が高い自動給餌器というwebのニュース記事を見つけた。早朝起こされない、帰りが遅くなっても安心、泊りの旅行ができる等々と人間の利点が並ぶが、それはつまり猫にしてみればきちんと時間通りに食事が出来て安心とも言えるだろう。

大量山盛りのカリカリと共に留守番を説得されるよりは、幾分かは猫としても心穏やかになるのではという期待を持って導入した。機械で餌やりなんてと言う躊躇いを、このweb記事で思い直したのである。

既存のジュースファウンテンのような給水機に並んで自動給餌器が鎮座した。AC電源とバックアップ用乾電池を入れ時計を合わせたら給餌回数とその時刻そして給餌量の設定である。給餌量は内蔵するターレット状のカップの幾つ分かを設定するのだけれど、給餌回数との組み合わせで適量を見付けるのに数日を要したのは猫としては大いに不満だったに違いない。

しかし問題はそこではなかった、本体からステンレス製の給餌ボウルにカリカリが流れ落ちる音だ。突如ジャラジャラと鳴り響き、追い打ちをかけるように、録音された飼い主の『フクちゃん、ごは～ん』と暗い声が流れるのだ。たまたま近くを通って居ようものなら、猫は驚いて身を沈め振り返るのである。設置して早2週間、だいぶ慣れたのだけど相変わらずちょっとビックリとゴハンはセットだ。

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