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2022年6月16日 そう言えば、そうそう。 [カメラ]

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Fujifilm X-T2 XF18-55mm



富士フイルムのX-T2の話だ。

新型のX-H2ではない。いまさらのX-T2のことである。

APAの新製品セミナー用のテストが初対面で、魅力に惹かれつい購入から5年も経過しているのではあるけれど、だからと言って画質が低下しているわけも無く、当然、現役である。だから、お仕事のメイン機材な、まあこれも薹が立った、ニコンD850は些か大仰なので、何かしらの被写体を期待しての散歩にはコンパクトなX-T2と帰納的三段論法に落ち着くのである。

それが購入の決め手になった、相変わらずニヤニヤしてしまう、ACROSのフィルムシミュレーションにセットして出かける。幸いにも昨今のマスク生活のおかげでニヤニヤしながらカメラを持って徘徊する怪しい人物という状況は回避しているつもりであるが、ファインダーでリアルタイムに見える現実のすべてが、『ACROS』で撮って紙焼きした白黒写真に見えるこのセッティングにはやはりニヤニヤが止まらない。

ファインダーを覗くと期待通りのモノクロ画面に、赤いピーキングが表示されたままだ。ともかく親指AF用にアサインした酷く押し難いAF-Lボタンを押せばピントは合う。あれ?こんなだっけ、と違和感持ちつつ撮影を続けるのはきっと呑気な性格の利点だ。で、結局それはボディ前面の酷く操作性の悪いフォーカスモードレバーがMFになっていたことが原因だった。そう言えばそうそう、MFモードでもアサインされたAF-ONボタンで所謂ワンショットAFが出来るのだったと、思い出したのは帰宅後のこと。

X-T2は良く出来たカメラだけれど、『写真機』としては呑気な性格をもってしても操作性は最低だ。頭に描いたイメージに被写体を昇華させるべく集中しているさなかあちこちに分散する無意味なダイヤルを”見て”そして”摘まんで”弄らなければならない。無駄に神経を使わせられるため機能の変化に咄嗟に対応が出来ないのだ。

写りは良いけど、クソ忌々しい操作性と文句を言ったら、それはHの次で、と中の人に慰められたのは大分前の事。


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2022年2月16日 大言壮語。 [カメラ]

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ASAHI PENTAX SP SMCT 55㎜ NEOPAN SS

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ASAHI PENTAX SP SMCT 55㎜ NEOPAN SSS

OMデジタルソリューションズのOM SYSTEM OM-1の話だ。
なんとも、どこまでが社名で、どこから機種名なのか曖昧なのはともかく、だ。

一枚目の写真は高校生の時だ。OLYMPUS OM-1、いやM-1だったかもしれない、を構える友人Aである。たしかブラックモデルはオリンパスの場合5000円高だったから、ヤツは金持ちである。

二枚目の写真は大学の時だ。一枚目とは異なる友人BがOLYMPUS OM-2を構える姿だ。レンズフードで隠れて判然としないのだが一部AUTO ZOOMと読めるので恐らく35-70㎜レンズだ。ちなみに彼は写真学科の学生ではない、そしてこのOM-2は写真学科のお前ならうまく買えるだろうと乞われて、当時まだ少し怪しいディスカウントストアだった池袋のビックカメラで値切ったことを覚えている。

そして、OM SYSTEM OM-1だ。大変申し訳ないのであるがドーでもいいカメラなのだけど、なんだかWOWと声を上げるカメラだとか雑誌で特集を組むカメラだとかメーカー自らが散々吹聴するは、じりじり発表は伸ばすはで、これはもう革新的なマシンの誕生を、いやでも期待していたのである。

で、鳴り物入りで、恐らくOMデジタルソリューションズが気合を入れた、はずの、しかし何故かよその会社の社名を正面に大書したOM-1というカメラが発表になった。まあ今時のフツーの高級カメラだ。さほど尖ったスペックも無いし、垣間見た撮影画像はJpegはコンパクトカメラのそれのようだし、RAWは良好だけど、だからと言って特筆する点もなさそうだし、動画性能はまあ今の標準的で、これをしてどうWOWと声を上げれば良いのか未だに方法を見つけることが出来ていない。

そもそもOM-1という名称は兎も角、OMデジタルソリューションズという会社の、しかも初のフラッグシップカメラの、OM SYSTEM OM-1という製品にOLYMPUSと他社の名称を正面に掲げてしまう姿勢には絶望感しかないのである。

オリンパス製のOLYMPUS OM-1やOLYMPUS OM-2には、特に名機だったなんて遠い記憶も無い。だけれど、間違いなく画期的だったし尖ったカメラだった事は、しっかり覚えている。

OM SYSTEM OM-1 12-100mm F4.0 PROキット OM SYSTEM リチウムイオン充電池 充電器セット SBCX-1 OLYMPUS OMアダプター フォーサーズシステムマウント用 MF-1 OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkIII ボディー ブラック OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M10 MarkIII ボディー シルバー OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M5 MarkIII ボディー ブラック OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 ブラック


2021年12月4日 冷ややかな悔恨が泉のように。 [カメラ]

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Nikon D850 AF-S60㎜


ヒューレットパッカードのプリンターの話だ。

ところで、ビックカメラからポイントの保持期間が終了するというハガキが届いたのである。有効期限は2年間であるから、随分とご無沙汰してしまったようである。アマゾンとコロナ禍という主因だけでなく、ヨドバシカメラならポイントがAPA会員の優待という点も要因である。

随分前にビックカメラのポイントを、それも二万円強分失効したことがある。今回は1000円分ほどとはいえ、数日前の話だが、店舗に向かった。何か買い物をすれば期限は更新される。とは言え、とりたてて欲しいものは無い、しいてあげればFujifilm GFX50SIIかNikon Z9、あるいはRICOH GRIIIxだけど、それは文脈が違うだろうし、GRIIIxはEVFがない事が、と別の話になってしまう。

結局、半年以上印刷不可能で置物に化しているヒューレットパッカードのプリンターインクを買う事にした。いろいろメンテナンスを試みても全く印刷できないのであるが、アプリケーション上では80%程度残量のあるインクを交換して改善を図ろうという目論見だ。

OfficeJetというFAX機能のあるプリンターだ。なんだかんだで印刷不能になった、やはりOffice銘のプリンターから買い替えた機種だ。そもそも呆れるほどの不快感を覚えたヒューレットパッカードのプリンターを懲りずに選んでいるのは安いからである。ちなみに件のプリンタは一度も使うことなくいまだに放置されたままである。そして先代のOffice系プリンターを驚くほどのインク浪費と印刷不良で買い替えた。説明書に従って買い置きをした新しいインクでも印刷不良であることを、不快な記憶を押しとどめてサポートに尋ねるとインクの使用期限が過ぎているからという事であった。改善を望むため結局プリンター本体を買い替えた。そう懲りずにまたヒューレットパッカードだ、なにしろ使うか使わないかのFAXがついて安いからの選択だ。メインの写真プリントはエプソンが担うから、事務系プリンターは出来るだけコストを抑えるのである。

ヒューレットパッカードのプリンターはインクの消費が激しい、感覚的には、A4を20枚ほど印刷したら購入時付属のインクは印刷できなくなった。そこで大容量インクを購入し入れ替えたのであるが、その後せいぜい10枚ほどしか印刷の記憶がないし、80%程の残量表示なのに、印刷できない状態なのである。

ビックカメラに向かう前にインクの型番を再確認しようと、HPの良くできた多機能なアプリケーションからプリンターのステータスを探しても何故かインクの型番は分からないのである。それはインクのステータスからもHPのwebサイトからも分からず、結局プリンターに取り付けられているインクカートリッジを確認して出かけた。

ビックカメラのプリンターインクの売り場は隅に追いやられている。そして、ヒューレットパッカードのインクは現物が置かれていないこともあって発見するまでに、とても長い時間を必要とした。細長い小さな札に型番が書かれて並んでいるのであるが、目的の型番は無い。欠品取り寄せという案内もなく、単に目的の型番の札が無い。接客の手がすくのを待って店員に尋ねると、HPのインクは札が無ければ在庫が無く、札があっても在庫が無いこともあるという返答だった。

悔恨である、いろいろと。


HP インクジェットプリンタ OfficeJet 5220/Z4B27A#ABJ エプソン A4ビジネスインクジェットカラー複合機 FAX PX-M730F 中 エプソン プリンター エコタンク搭載 A3カラーインクジェット複合機 PX-M6711FT ブラザー プリンター A3 インクジェット複合機 MFC-J6983CDW ( FAX ADF 有線・無線LAN 2段トレイ 両面印刷 )

2021年11月19日 月影をくみこぼしけり手水鉢。 [カメラ]

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Fujifilm X-T2 SMC-P M*300㎜ TC1.4X



月食である。

ほぼほぼ皆既月食な部分月食らしいのである。なにしろ部分月食の部分が98%ということなので、大雑把な性格ではなくとも皆既月食で納得なのである。

という事で、カメラを用意した。部分のくせに皆既の如く赤銅色に染まるだろう月を大きく撮ろうと目論んでAPS-Cボディに300㎜レンズと更に1.4Xのテレコンバータを加えた。そうは言っても5年前のX-T2に40年前のペンタックスM*300㎜レンズとテレコンバータである。この驚異的にコンパクトな300㎜はPENTAX LXに装着していたころは確かに写りの良いレンズだったと、あくまで過去形の存在だ。

マウントアダプターにテレコンバータにレンズまで加えたところで例えば70-200㎜クラスのズームレンズより遥かにコンパクトだ。懸念は、コンパクトとはいえ600㎜相当の望遠を装着したX-T2には手ブレ補正は備わってはいないことである。なのにせっかくコンパクトだからという事で一脚で済ますのは、プロだからというわけでは無い。

天候は残念ながら薄雲がかかる。そこへテレコンバータ装着の40年前の望遠レンズと手ブレ補正は一脚である。甘い画像の言い訳のオンパレードに加え、想定外のゲインアップでノイズだらけのEVFでのピント合わせの困難さだ。ともかく、写真を撮ろう。なにしろ弘法筆を選ばずだから、ね。

FUJIFILM ミラーレスデジタルカメラ X-S10 ボディ F X-S10 ブラック 富士フイルム ミラーレスデジタルカメラ X-E4 ボディ シルバー F X-E4-S 富士フイルム ミラーレス一眼 X-T30II XCレンズキット シルバー F X-T30 II LK-1545-S PENTAX K-3 Mark III ボディ ブラック APS-Cデジタル一眼レフカメラ 【視野率100%・約1.05倍光学ファインダー】【5軸5.5段ボディ内手ぶれ補正機構】【最高ISO感度160万】【防塵・防滴構造】【最高約12コマ/秒 高速ドライブ】【タッチパネル式モニター】1053 smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM 超望遠単焦点レンズ 妥協なき高性能を追求したスターレンズ, クリアでコントラスの高い描写力, 超音波モーターにより静かで滑らかなAF, アウトドアで安心の防塵防滴構造, ペンタックス一眼Kシリーズはボディ内手ぶれ補正搭載 21760
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2021年9月14日 総天然色白黒写真。 [カメラ]

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Nikon D850 AF-S60㎜


モノクロプリントのネタの続きだ。

『プリント』とはプリンターで印刷すること、と定義される現在だから。そして既に引伸ばし機を捨ててしまった身としては、当然プリントネタは即ちプリンターネタである。

写真にあるのは純正紙へのテスト出力。それぞれ左からメーカー純正プロファイル、真ん中がi1Studioで測色して作ったプロファイル。右はプリンタドライバの純黒調モノクロでのプリントだ。分かりにくいが、純正プロファイルでは僅かにコントラストが低くハイライトから中間調まではマゼンタ、シャドーはグリーンが被る。対して実測作成プロファイルはニュートラルな純黒調だ。そして純黒調のはずのプリンタドライバ出力は定着不良の温黒調のように赤みが強い。

プリンターからほぼほぼ満足ができるカラー写真が得られるようになった少し昔、”銀一”がその黒インク以外の全てのカラーインクを濃度の異なるグレーに入れ替えてモノクロプリンターに変貌させるという力業のモノクロプリントインクを輸入したことがあった。なにしろ写真家が如何にデジタルフォトに白黒写真を渇望しようにも、プリンターは ”カラー”プリンターでしかなかったから。間もなく登場したメーカー純正のグレーイングを搭載したモノクロ写真を標榜するプリンターも、当然、カラープリンターだ。ただ、驚くほど巧みなカラクリでカラーインクの減法混合とグレーとブラックインクでそれらしく白黒写真をこしらえるのである。

ニュートラルな純黒調プリントが得られたモノクロプリント用プロファイルの作成作業は、150色ものカラフルなカラーパッチのプリントと測色である。要するにデジタルフォトの世界では、白黒写真はカラー写真なのである。矛盾か禅問答かはともかく、そう納得すれば、どうしても拭えない黒の”色”と締まりへの物足りなさも我慢できる、ような気がする。

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2021年9月10日 時にはスーラのように。 [カメラ]

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ASAHI PENTAX SPF SMC-T50mm NEOPAN SSS

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Nikon D850 AF-S60㎜


スポッティングの話だ。

それは『プリント』という言葉がフィルムから印画紙に”焼き付ける”化学的作業を意味していた時代、作品の完成に必須な最終的な行為のこと。

銀塩写真において、例えば最終的にモノクロプリントを望むには些か手数を要するのである。先ず撮影済みのフィルムを現像しネガフィルムを生成。しかる後暗室内でそのネガを引伸ばし機によって求める大きさの印画紙に露光する所謂DPE作業という流れだ。ちなみにお仕事においても新聞広告はプリント入稿だったから、全段広告なんかの時はベセラーの4ⅹ5の引伸ばし機で少し柔らかな全紙プリントを焼いていたのである。

問題なのは”引伸ばし”だ。その字のごとくネガフィルムを拡大投影するわけであるから、細心の注意を払ったとしても幾ばくかのネガ上の汚れや銀粒子の欠落も拡大され、プリントに写り込んでしまう。そこで『スポッティング』だ。要は墨で印画紙上の銀粒子を書き足して修復する作業である。

道具として、かつては2枚目の写真のようなスポッティングカラーなるものが何社からか販売されていた。これをペロッと穂先を舐めた面相筆に移しとり、親指の爪の上でささっと濃度を整えたらひたすらにポチポチと銀粒子に似せて点描していくのである。余談だけれど、ニチゲーの写真学科の1年時、写基礎というカリキュラムの中で比較的早期に出された課題に、ゴミだらけの写真の修復があった。その写真は何故か担任教授のポートレートだったから提出された多くが、結局修復以上の想像力に満ちた仕上がりだったことは言うまでもない。

デジタルフォトの今、例のフィルムたちは、そのデータをPhotshop Lightroom Classicのカタログに纏めてある。まあ、いろいろと忸怩たる思いの”おうち時間”だけど、プリントでもしようかと開いた。

現像モジュールの円形フィルターツールはかつての針金の先の黒紙や両掌で作った小穴のような覆い焼きや焼き込みの再現が楽しい。そして仕上げはPhotoshopに読み込んでのスポット修復ブラシツールだ。D850で複写した高精細のフィルムを銀粒子が見えるまで拡大表示、ブラシサイズを粒子よりやや大きくそしてボケ足を大きくクリック。見事に粒子が復元できる。きっとプリンターでのモノクロ出力には過剰な細部へのスポッティングだけれど、驚くほど情報が写り込んだフィルムを眺めながらのポチポチが楽しくてやめられない。つまり、結局、モノクロ写真は手段が変わっても楽しいのである。


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2021年6月1日 適正露出。 [カメラ]

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ASAHI PENTAX SP SMC-T55mm NEOPAN SSS

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Nikon D850 PC-E 85mm


セコニックが、この6月で創立70周年だそうだ。
SEKONICという会社が、今、実はどんな会社なのか寡聞にして存じ上げないのであるが、なんにせよ我らが”メーター”のセコニックが健在にして70周年という事には、感謝と祝福を惜しめないのは当然である。

ビネガーシンドロームの浸食を少し被った一枚目の写真は、なんとも怪しい研究所的な様相であるが、ニチゲーの写真学科の、建て替わる前の写真学科棟の屋上での実習風景である。カットフォルダーの入るパッチポケットを追加した名前入り白衣が、暗室作業の頻度の高さもあって、実習時のユニフォームだったことが怪しい研究所員風を醸しだしている主因だ。

もはや大昔な当時のことだけど、日本大学芸術学部写真学科に入学すると早々に買い揃えることを指示されるモノが、カットフィルムフォルダーとケーブルレリーズ、そして露出計だった。

推奨されたのはカットフィルムフォルダーはFIDELITY、ケーブルレリーズはProntorだ。フィデリティのフォルダーは、たしかにLISCOやトヨのそれに比べ滑らかな操作性と確実な遮光性能があった。同様にプロンターのレリーズも、タングステンライト撮影の長時間露光に影響を及ぼさない柔らかさと、なによりその小さな接続部がビューカメラの前板アオリの障害にならないのが絶対の利点だ。ちなみにその後の仕事の場でも選ぶべきとされたのは、Prontorと意外にもPENTAXのケーブルレリーズで、押し心地とワンタッチロックの操作性が高評価だったのである。

露出計については推奨の記憶は曖昧だけど、ともかく先ず語られるのはセコニックで二の句がミノルタだったのは間違いない。だから当然周りの友人たちの殆どはSEKONICスタジオデラックスを買っていた。なにしろ定常光露出計の絶対的デファクトスタンダードはスタジオデラックスだったからだ。そんな中Minoltaオートメーターを選んだのは、”電動”で絞り値直読式のオートメーターに未来を感じたから、という言い訳を用意した天邪鬼な性格のせいだったと大人になった今は冷静に思い出すのである。

露出計って使ってる?と以前訊かれた。同業者にである。たしかにデジタルカメラの今は、経験に基づいてセットしたライティングで取り敢えず1枚撮ってそれを基に調整すれば、メーターが無くても露出やカラーの正解を導き出すのは容易だ。フィルムからデジタルへの変革は、高解像高画質に必須だった大判ビューカメラを不要にした。それはつまりカットフィルムフォルダーもケーブルレリーズも、不要だという事を意味している。

露出計のセコニックが、この時代に70周年を迎えたことを喜びたい。そして80周年を祝えることを切に願う。


セコニック 露出計 スピードマスター L-858D セコニック 露出計 フラッシュメイト L-308X JE60 セコニック 分光方式カラーメーター スペクトロマスター C-800 セコニック 露出計 スタジオデラックスIII L-398A セコニック 露出計 スピードマスター L-858D 専用トランスミッター RT-GX (Godox 対応) GOSSEN 小型露出計 デジシックス2 DIGISIX2 Gossen GO 4007-2 デジフラッシュ ライトメーター 2 (ブラック) Kenko フラッシュメーター KFM-2200 入射式/反射式露出計 KFM-2200 Kenko ライティング機材 オートデジメーター 入射光式露出計 KFM-1100

2021年3月4日 虻蜂取らず、とか。 [カメラ]

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DELL XPS 13

ニコンNX Studioである。
既存のView NX-i、Capture NX-Dを置き換える新しいアプリケーションソフトだ。

静止画と動画の垣根を無くしシームレスにこのソフト一つで、、、というような志が前向きなアナウンスである。かわりにNX-iもNX-Dもお終いだからこのNX Studioを使いなさいね、ということでもある。たしか数日前にView NX-iとCapture NX-Dのバージョンアップをしていたような気もするけれどもだ。

なにやら昨今不穏な記事ばかりがネット上を飛び交っているニコンだけど、ソフトを新調するなんていいね!という事で早速手元のDELL XPS13にインストールするのである。

MacでADOBEが基本的なワークフローだけれど、撮影のお供はWindows機の少し古いDELL XPS13だ。それはフルサイズのSDカードリーダーも、Thunderbolt3も、USB-Aも装備している無二の得難いラップトップコンピューターだからである。ただ注文時カスタムが叶わず、残念なことに性能は吊るしのままだ。その昔はWinとMacでのデータ移行なんて大騒ぎだったけど、いまや何事も無い。ある日、Photoshopの画面がMacもWinも変わらなくなって少し感激したのは遠い記憶だ。

Camera Control Pro2で読み込んでView NX-iで表示するのがニコンで撮影の場合のお作法としている。まあ実際はその裏でLightroomのカタログに読み込んでいるのだけれど、LightroomあるいはBridgeで表示するより軽快だ。非力な8inWinタブレットでも快適だったNX-2に比べ重くなったとは言え、そもそも画像表示だけが目的なので、使いにくいUIのNX-iでも十分なのである。

NX StudioをインストールするとView NX-iは自動的にアンインストールされる。ニコンの強い意思表示なのだろう。ソフトウェアの機能的にはCapture NX-Dの方をアンインストールすべきではと思うが、まあそれはともかくだ。

試しにとXPS13のストレージに既に保存されているファイルを開こうとして幾度もNX Studioが落ちた。正確なところはわからないけどLightroomがらみのフォルダを選ぶと、落ちる。ともかくD850のRAWデータを開くと重い、ムービーデータを開くと重い。とにかく重くてまっとうに動かないのである。UIは相変わらず不思議だ、特に以前ニコンカレッジで動画の授業をさせていただいていた時にも説明に苦労した不思議な日本語オンパレードのムービーエディターは何の進歩も無い。

なにより、Camera Control Pro2は昨年からバージョンアップが用意されて無いため現段階ではNX Studioにデータが送れないのである。

結局、NX Studioを速やかにアンインストールである。そしてお節介にも自動的に削除されたView NX-iを再度ダウンロードしてインストールするのであった。

ニコン、なんだかなぁ。


Nikon ミラーレス一眼カメラ Z6II レンズキット NIKKOR Z 24-70mm f/4 付属 Z6IILK24-70 black Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 レンズキット NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 付属 Z5LK24-200 ブラック Nikon デジタル一眼レフカメラ D780 ブラック Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z7II ボディ black

2021年2月22日 クルっとまわってネーコの眼。 [カメラ]

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Fujifilm X-T2 XF18-55mm



猫の日、である。

ということで我が家の『福』である。陽だまりで眠るところを起こしたせいか些か不機嫌である。おまけにモノクロとしたことで悪者顔だ。

そこは福チャンの名誉(?)のため敢えて申し添えておくが、ホントは柔和な今時のイケメンなのである。

猫の日の記念写真にとACROSのフィルムシミュレーションにセットした富士フイルムのX-T2で撮った。富士フィルムのデジタルカメラは、画調の設定がニュートラルやビビットといったドライな表現ではなくフィルムの名前だ。銀塩写真の時代は用途に応じてフィルムを使い分けていた、それをデジタルカメラでという富士フィルムの矜持だろう。かつてフィルムの開発や色の設定を少しお手伝いしていた身としても嬉しい機能である。

モノクロフィルムのACROSに設定しファインダーを覗くとそこは既に白黒写真が投影されていて気持ちが盛り上がるのである。以前、APAのセミナー用にX-T2をテストした折、ACROSのフィルムシミュレーションがあまりに楽しくて、その後まんまとX-T2を買ってしまったのだった。買ってしまったから言うわけではないが動画機能も含めとても良く写るカメラなことは間違いない。ただ余計な一言を今日も付け足しておこう、はっきり言って”写真機”としての操作性は最悪だ。

フィルムシミュレーション機能は画像にフィルターのようなエフェクトを掛けている訳ではなく、カメラ内で行われているJPEG書き出しの際のRAWデータ処理に自社製のフィルムの特性を基に算出したプロファイルを用いている点が特徴である。だから当然カメラの画質設定をRAWとしていた場合、記録されるのは”素”のデジタルデータとなってしまう。よーするに、撮影時のファインダー画像がACROSでテンションアゲアゲだったとしてもコンピューターに読み込んだ瞬間に現実に引き戻されるのである。ただ、それはつまりトライだのエクタだのと翻意し放題のデジタルカメラの自由さでもある。


FUJIFILM ミラーレス一眼カメラ X-T4レンズキット シルバー X-T4LK-1680-S FUJIFILM ミラーレスデジタルカメラ X-S10 レンズキット(XC15-45) F X-S10LK-1545 ブラック 富士フイルム ミラーレスデジタルカメラ X-E4 ボディ ブラック F X-E4-B 富士フイルム GFX 100S ボディ - ブラック FUJIFILM 中判ミラーレス一眼カメラ ボディ GFX 50S FUJIFILM 中判ミラーレス一眼カメラ GFX 50R FUJIFILM GFX100

2020年11月28日 栄枯盛衰。 [カメラ]

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ASAHI PENTAX SP SMC-T55㎜ NEOPAN SSS


1977年の『日本カメラショー』である。

当時は、というか長くそれはデパートの催しだった。だからなにも特別なことではなかった。今ではそこすら大きく様変わりしているのではあるけれど、日本橋髙島屋の8階催事場が会場だ。途中髙島屋の入口付近で、ヨドバシカメラが新聞紙のような黄色い特価表を配っていた。

実はその後聞いた話では、カメラショーに集まる人々はカメラショーのみが目的であり、デパートとしての売り上げ向上の集客効果は全く望めない厄介な催し物だったそうである。それはともかく、マニアたちは待ちに待ったこの年に一度のお祭りの日々に日本橋髙島屋のカメラショー、そして東京駅大丸の『写真用品ショー』へと笑顔で周遊するのであった。あるいはお金持ちの大人は銀座に向かい松屋銀座の『世界中古カメラ市』も必須の周回コースだ。ついで言うと日を置いて科学技術館での『I.P.P.F.』という営業写真館向けを中心としたプロフェッショナルフォトフェアにも多くの人が集まっていた。

その昔、カメラはいつだって最先端技術の結晶で、ハレの場になくてはならない誰もが欲する大切なモノだった。だから憧れを手にできる「カメラショー」は笑顔で賑わっていた。

2020年の今日、ドイツの『photokina』の事実上終了のニュースが伝わってきた。フォトキナは70年の歴史をもつ、それ自体が憧れだったカメラショーはもう開かれない。



Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z6II ボディ black Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z7II ボディ black Canon ミラーレス一眼カメラ EOS R6 RF24-105 IS STM レンズキット EOSR6-24105ISSTMLK Canon ミラーレス一眼カメラ EOS R5 ボディー EOSR5 PENTAX K-1 Mark II ボディ デジタル一眼レフカメラ フルサイズ 視野率100%光学ファインダー搭載 5軸5段ボディ内手振れ補正機能搭載、すべてのレンズが手ぶれ補正 雨天でも安心 防塵防滴構造 フレキシブルチルト式液晶モニター15996 ブラック RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175840 PENTAX 中判デジタル一眼レフカメラ 645Zボディ 約5140万画素 新型CMOSセンサー 645Z 16602 FUJIFILM ミラーレス一眼カメラ X-T4ボディ ブラック X-T4-B FUJIFILM ミラーレスデジタルカメラ X-S10 Wズームレンズキット F X-S10LK-1545/50230 ブラック FUJIFILM GFX100