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2022年8月19日 世界写真の日。 [カメラ]

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ともかく、毎日は何らかのナントカの日なのである。


とは言え、今日は大切なナントカの日だ。それは世界写真の日。つまりダゲレオタイプが発表された日だ。

1839年8月19日、ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールが自ら発明した実用的写真撮影技法をフランス学士院で発表したとされている。大袈裟に言えば我が生業はこの日無くしては語れないのである。もっとも、学生時代ダゲレオタイプやカロタイプ、コロジオンだのニエプスだと散々学んだ歴史を鑑みれば、遅かれ早かれその頃に写真は生まれるのは間違いない。

2022年の今、写真は”賢い携帯電話"で、サッと、撮影できる。構図さえ留意すればピントも、露出も、色も、そして飛び去る飛行機も”ほぼ”見た通りに写る。それがダゲールの想った写真と同じなのかは分からないが、写真を撮ることは何ら特別な事ではなくなった。

ニチゲーの写真学科の学生だった時、アメリカのジョージ・イーストマンハウスから、つまりそれはコダックの博物館から大学に依頼された古い写真に写る場所の検索を行ったことがある。それはペリー艦隊の乗組員の子孫からの要請で日本で命を落とした先祖たちの墓地を写した写真のその場所を探してほしいという事だった。

あっさりと、写真に写るその墓地は日本初のアメリカ領事館の置かれた寺で見つかった。時の流れこそあれそのままの姿でそこにあった。そしてもっと驚いたのが、その寺にはペリーやハリスのその時の『写真』もたくさん残されていた事だった。あまりに貴重で、大切に保管してくれるよう伝えたのみだったが、”写真”は時を経ると”歴史”になることを改めて思った。


完訳 ダゲレオタイプ教本―銀板写真の歴史と操作法 (クラシックカメラ選書) ダゲレオタイプ大好き Tシャツ 図説 写真小史 (ちくま学芸文庫) 写真の物語──イメージ・メイキングの400年史 ポスター ジャニン ニエプス ムーランルージュ パリ 1956 ペリー提督日本遠征記 図解 カメラの歴史 ダゲールからデジカメの登場まで (ブルーバックス) ルイ・ダゲール (1789-1851) Nlouis Jacques Mande Daguerre フランス画家と発明家 木製彫刻 アメリカン 1881 ポスタープリント (24 x 36) キャンバスウォールアート70x90cmフレームレスルイジャックマンドダゲールポスターデコレーションペインティングホームウォールアートピクチャーウォールデコレーションアートペインティング

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