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2021年6月1日 適正露出。 [カメラ]

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ASAHI PENTAX SP SMC-T55mm NEOPAN SSS

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Nikon D850 PC-E 85mm


セコニックが、この6月で創立70周年だそうだ。
SEKONICという会社が、今、実はどんな会社なのか寡聞にして存じ上げないのであるが、なんにせよ我らが”メーター”のセコニックが健在にして70周年という事には、感謝と祝福を惜しめないのは当然である。

ビネガーシンドロームの浸食を少し被った一枚目の写真は、なんとも怪しい研究所的な様相であるが、ニチゲーの写真学科の、建て替わる前の写真学科棟の屋上での実習風景である。カットフォルダーの入るパッチポケットを追加した名前入り白衣が、暗室作業の頻度の高さもあって、実習時のユニフォームだったことが怪しい研究所員風を醸しだしている主因だ。

もはや大昔な当時のことだけど、日本大学芸術学部写真学科に入学すると早々に買い揃えることを指示されるモノが、カットフィルムフォルダーとケーブルレリーズ、そして露出計だった。

推奨されたのはカットフィルムフォルダーはFIDELITY、ケーブルレリーズはProntorだ。フィデリティのフォルダーは、たしかにLISCOやトヨのそれに比べ滑らかな操作性と確実な遮光性能があった。同様にプロンターのレリーズも、タングステンライト撮影の長時間露光に影響を及ぼさない柔らかさと、なによりその小さな接続部がビューカメラの前板アオリの障害にならないのが絶対の利点だ。ちなみにその後の仕事の場でも選ぶべきとされたのは、Prontorと意外にもPENTAXのケーブルレリーズで、押し心地とワンタッチロックの操作性が高評価だったのである。

露出計については推奨の記憶は曖昧だけど、ともかく先ず語られるのはセコニックで二の句がミノルタだったのは間違いない。だから当然周りの友人たちの殆どはSEKONICスタジオデラックスを買っていた。なにしろ定常光露出計の絶対的デファクトスタンダードはスタジオデラックスだったからだ。そんな中Minoltaオートメーターを選んだのは、”電動”で絞り値直読式のオートメーターに未来を感じたから、という言い訳を用意した天邪鬼な性格のせいだったと大人になった今は冷静に思い出すのである。

露出計って使ってる?と以前訊かれた。同業者にである。たしかにデジタルカメラの今は、経験に基づいてセットしたライティングで取り敢えず1枚撮ってそれを基に調整すれば、メーターが無くても露出やカラーの正解を導き出すのは容易だ。フィルムからデジタルへの変革は、高解像高画質に必須だった大判ビューカメラを不要にした。それはつまりカットフィルムフォルダーもケーブルレリーズも、不要だという事を意味している。

露出計のセコニックが、この時代に70周年を迎えたことを喜びたい。そして80周年を祝えることを切に願う。


セコニック 露出計 スピードマスター L-858D セコニック 露出計 フラッシュメイト L-308X JE60 セコニック 分光方式カラーメーター スペクトロマスター C-800 セコニック 露出計 スタジオデラックスIII L-398A セコニック 露出計 スピードマスター L-858D 専用トランスミッター RT-GX (Godox 対応) GOSSEN 小型露出計 デジシックス2 DIGISIX2 Gossen GO 4007-2 デジフラッシュ ライトメーター 2 (ブラック) Kenko フラッシュメーター KFM-2200 入射式/反射式露出計 KFM-2200 Kenko ライティング機材 オートデジメーター 入射光式露出計 KFM-1100

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