SSブログ

2021年10月21日 夜に惑わず。 [クルマ]

headlight.jpg
Nikon KeyMission 80




ヘッドライトを交換した。

勿論”球”の交換である。つまりHIDのバーナーの交換という事だ。

随分暗くなったと、実は暫く前から気にはなっていた。とは言え、都会の街の灯りが現実から目を背ける、つまり面倒なことは後回し、には十分だった。ところが日の入りも早くなった先日の雨の夜、もはや後は無い事を思い知らされたのである。

CITROEN C5 tourer EXのヘッドライトの”球”はD1Sタイプだ。そしてこれが高価なのである。例の如くAmazonを彷徨ってフィリップスの安い方、つまり暗い方、を選択した。それでも21,458円という辛い出費だ。

お急ぎ便あつかいで3日後の今日到着という事。まあ昼過ぎまでには着くだろうから、天気予報で晴が確約された日中に作業しようと珍しく計画を立てた。前向きである。そもそも露天駐車だから明るい、雨でないは必須事項だ。ところが、着荷したのは夜だ。すでにどっぷりと日も暮れた夜だ。しかも明日は朝から雨という天気予報だ。つまり、夜陰に乗じてでも交換作業の遂行が必要である。

先ず、かつて頻繁にボンネットフードを開けることを必要としたクルマの頃に用意した作業灯、フックの付いたグリップの先にケージに守られた電球と長い電源コードが特徴的なアレ、を引っ張り出すことから作業は始まるのである。だって夜だから。

ユニット後部の丸い大きな蓋を回して外し、バーナーを交換するだけとは言え、作業空間は狭い。とくに左側はバーナーを抜き出すことは困難だ。そこでユニット上部を覆うカバーを外し、大きなコネクタを引き抜き、それに繋がる太いケーブルを逃がして何とか空間を作る必要がある。しかし問題はここからだ。バーナーの固定方法が分からないのである。狭い空間にiPhoneを差し入れ偵察写真を試みるが、期待するD1Sバーナー特有のイグナイター部を押さえる何らかのストッパーは見当たらないのである。手を入れて探るとイグナイターの四方を3~4本のピンが挟み、バーナーを中心に対象方向に突起があることが分かった。恐らく突起を逆方向に回転させるとイグナイター四方のピンが緩むのだろうと、そう解釈して抉りながらバーナーを引き抜き、繋がる電源コネクタは、スプリングテンションに依るロックだろうとマイナスドライバーで抉って外した。

作業手段が的確だったかどうかはともかく、我がC5のヘッドライトは夜目にも輝きを取り戻した。それが”暗い方”のバーナーだとしてもだ。なにしろ比較対象は、さっきまでだから。

フィリップス ヘッドライト HID D1S 6000K 2300lm 85V 35W アルティノンWX 純正交換用 車検対応 3年保証 PHILIPS UltinonWX 85410WXX2JP フィリップス ヘッドライト HID D1S 6000K 2900lm 85V 35W エクストリームアルティノン 純正交換用 車検対応 3年保証 PHILIPS X-tremeUltinon 85415XGX2JP OSRAM オスラム製 純正交換 35W HID バルブ バーナー D1S 4100K 4300K XENARC CLASSIC CLC HBI (35W D1S 66140CLC) フィリップス ポジションランプ LED T10 6000K 50lm 12V 0.9W エクストリームアルティノン 車検対応 3年保証 2個入り PHILIPS X-tremeUltinon 127996KX2 フィリップス ポジションランプ LED T10 6000K 50lm 12V 0.6W アルティノン LEDシリーズ 2個入り 車検対応 PHILIPS Ultinon 11961ULWX2

2021年10月4日 夢のカリフォルニアとマスキー法と。 [クルマ]

civic_beach.jpg

OLYMPUS XA  Fujicolor FII



ホンダシビックである。

相変わらず脈絡も無く唐突なのだけど、何故か今日はWeb上でシビックの、当然最新の、話題を多数散見するので便乗して、随分昔の、思い出話だ。

ナイセストピープルはホンダに乗る、というわけで我が人生で2台目の愛車は、ホンダ Zに続いてホンダのCIVIC、後期型の初代1300ccのCVCC・CIVIC GLII-5だ。当然である。ホンダファンだし。キイロいシビックだ。大学生のくせに2台目のクルマだ、という点は置いといて、なにしろマスキー法を世界で初めてクリアしたCVCCエンジンなのだ。

それはママス&パパスかビーチボーイズかあるいはポパイのせいかは今更覚えていないのだけど、ビートルや黄色いシビックに当時のカリフォルニアの憧れが投影されていた。ちなみに、選択肢が無かった黄緑色のZ以来、赤以外の色を選んだ唯一のクルマだ。どうでもいい話だけど。

遠くは京都へ行った、長野へスキー行へ、低公害車で大衆車だったけどシビックは十分に速くて楽しいクルマだった。ちっとも回らなかった友人のL20エンジンを引き合いに出してしまうのもなんだけど、回転落ちは悪かったけれどCVCCはずっと元気だった。調子に乗ると突然ドンドンドンってフロントが外へ膨らんでヒヤッとさせられるのだったけど、よーいドンでサーキット走るわけじゃないから、山道で楽しいクルマだったのである。

ある時、箱根の山頂でエンジンが吹けなくなってやがてストールしてしまった。公衆電話を探してホンダSFに助けを乞うと、高度差による混合比の異常だろうという事でキャブレターの分解とジェットニードルバルブの調整方法を教えてくれた。ホンダらしいのである。で、教え通りシビックは蘇ったのは言うまでもない。さすがホンダである。

随分久しぶりに、最新の、シビックのWebページを開いた。カッコ良いし、性能も凄そうだし、先進機能も満載だし。だけれども、こんな大きな、高価な高級車をシビックと呼ぶんじゃ、若者は少しも楽しくないよね。



トイザらス オリジナルホンダ シビック TYPE R イギリスカラー仕様 トミカ 新品 未開封 エブロ 1/43 ホンダ シビック GL 3ドア レッド 43296 完成品 日用品 ホンダシビック 1987 ホワイト 1/43スケール F43-041 ジョーゼン ダートマックス 1/32スケールラジコン ホンダシビック TYPE R ホワイト JRVC097-WH プラッツ/NUNU 1/24 レーシングシリーズ ホンダ シビック EF-9 1992 TIサーキット・英田 Gr.A 300kmレース プラモデル PN24021 『カリフォルニア・ドリーミング』映画パンフレット 夢のカリフォルニア