2016年10月31日 赤色矮星。 [クルマ]
FUJIFILM X-T2 XF10-24mm
ハロウィンである。
が、キャンディーの備えは無く、ましてやこの年で悪戯するなぞ呟いたらただの犯罪なので 家で大人しくしているのである。
で、洗車の話題だ。
唐突で脈絡も無く突然洗車の話は、久しぶりでかつ稀な出来事に少なからずの気持ちの高揚があるからと理解して頂けると幸いなのである。
天気予報で翌日も晴れだと言う少し前の日に、意を決して、クルマを洗った。なにしろ暑い時ボディが熱い状態での洗車は良く無いと言う言い訳はもはや季節がそぐわない、どの位ぶりの決意だったか思い出せない程度に久しぶりだ。なにしろ洗車をしようとすると拒絶反応が、ということは既出の通りだ。勿論、メンドクサイからだけど。
ルージュプロフォンという塗色の我シトロエンC5トゥアラーは、これも既出の通り野ざらし駐車である。そもそも赤い車しか乗らないのでシトロエンはずっとルージュなんとかという色を注文してきた。で、大分ボディが大きくなった今のCitroen C5は落ち着いた暗めの赤である。先代のC5のルージュなんとかの方がパールメタリックの塩梅や明るさが好みだったが特色扱いの今のC5の選択肢は、気取って言うとこのややノアールなルージュだった。
洗車もせず野ざらしな環境は、フォトグラファー的に考察すると、色相がズレて明度と彩度がおちているのである。端的に言うと薄汚いのである。つまり明確な汚れは目立たないものの全体に汚いということだ。なにしろ隙間に小さな歯ブラシを突っ込んで掻き出すと土と苔のようなものさえ出てくるのである、都庁の隣の区に暮らしているのに!
日本仕様のCitroen C5 tourerのステーションワゴンボディの広大な屋根が殆どガラスという構造で、実は洗車等は少し楽ちんだ。一通り洗い拭きあげると明るさが戻って、秋の早い夕暮れにも一回り大きく見えるのだった。
2016-10-31 23:07
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