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2024年5月8日 眼福。 [カメラ]

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Fujifilm X-T2  XF18-55㎜


写真展である。

東京ミッドタウンにある富士フイルム スクエアでの写真展だ。


アンセル・アダムスのポートフォリオ展に加え、ゴールデンウィークに合わせる様に、フジフイルム・フォトコレクションII展が始まった。


これがコレクションの全てなのか、選別されたものかは兎も角、年代を追ってわかりやすい写真家の作品を網羅している。つまり写真の教科書に載るような“あの写真”たちがたっぷりな大きさの美しいプリントで並んでるのである。特に、当然多くを占めるモノクロフィルムからバライタ印画紙へと醸し出される『白黒写真』の存在感に圧倒されてしまう。印画紙の紙白を起点とするハイエストライトから黒化した銀粒子が描き出す白黒写真は美しく力強い、と、至福の空間で最早哲人を気取ってしまうのである。


帰宅後、ついAmazon prime で『ゴジラ-1.0/C』を観た。何しろ白黒写真に感化された哲人のままだったから。『ゴジラ-1.0/C』はデジタルVFXで生まれた最新のゴジラの、初代オマージュのモノクロ版だ。うん、白黒はかくも奥深く、そして難しい。 

2024年5月1日 Ayrton Senna da Siivaの写真。 [カメラ]

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Pentax LX SMC A*600mm



1991年の鈴鹿でのアイルトン・セナである。
当時はF1ブームだった。その先頭は間違いなくアイルトン・セナだ。セナの操るホンダエンジンはそれこそ無敵だった。中嶋悟のラストランだったこの91年の鈴鹿でセナは3度目のワールドチャンピオンを決めた。


その3年後のイモラで、あの衝撃的なクラッシュで亡くなって今日で30年だ。