2014年6月11日 ディーの次はゼーット。 [カメラ]
Panasonic LUMIX FX-500
Pentax 645Zである。
相変わらず昨日の話であるが、新型ペンタックスであるところの”リコーイメージングのPENTAX 645Z(正しい表記で)”の内覧会におじゃましたのである。
発売日も決まり、一般向けお披露目会も既に随分前に行われたはずなのに、案内にはクローズな会だから開催時まではヒ・ミ・ツにしてねと書き添えられていた。いや勿論そんな書き方では無いが、意味はそういうこと。
これはこれはと名刺交換したり、あれこれ弄ってみたり、なんだかんだと話し込んだり、もそもそと料理を頂いたりなのであるが、PENTAX 645Zは本気でプロマーケット狙いな事をヒシヒシ感じる内覧会であった。途中あったプレゼンテーションの中で所謂プロフェッショナルフォトグラファー向け販売比率を現状の10%から30%に拡大を目指すとの説明があった。現時点での予約数は645D比5倍だそうで、特に海外のプロフォトグラファーからの予約が急増しているそうである。確かに今回解りやすく同じソニー製CMOSで直接比較できるPhase ONE IQ250やHASSELBLAD H5D-50cとの価格差を考えれば宜なるかなである。
そもそもフィルム時代はペンタックスの6X7(67)や645はフツーにプロ機材だったのだから、645Zもそういうことで良いのだ。単に645DやKシリーズが、しがらみだか自制だか何だかで足りないことが多くてプロが振り返らなかっただけの話だからプロ向け営業部門も新設した今度の流れには、端っこの方で拍手喝采を送るのである。
ところで、645Zと645DのDからアルファベットの最終Zへと名称が飛んだ。これはつまりカメラ製造の打ち止めなのだね、と準備していた憎まれ口を言い忘れてしまった。なんだか随分久しぶりに前向きなペンタックス(じゃなくてリコーイメージングだけど)を、取り敢えず気持ちだけでも応援しちゃうアタシはやっぱり判官贔屓。
2014-06-11 17:23
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