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2014年6月3日 時の流れは絶えずして。 [カメラ]

国立final.jpg
タイムラプス動画にしました。宜しければ御覧ください。
Nikon D800 AF-s24-70mm

相変わらず時を逸した話題であるが国立競技場である。
今の、というのも既におかしいのであるが、兎も角今まで使っていた国立競技場は取り壊される為ファイナルイベントが開かれたのである。

当然のように出遅れている故、敢えてと言い訳をしながら客観的位置からのお別れである。

国立競技場の思い出とは運動会であり(マンモス大学は国立競技場で運動会をするのだ)、サッカーを観る場所であり、コンサートを遠くのほうで聴く場所であった。要するにお世辞にもあまり国立という冠詞に則してはいないのであるが、別れは惜しむのである。

スタンドが見えたという記憶にしたがって訪れた場所は、おそらくブルーインパルスの飛来を待つ人達で、予定時間の1時間近く前なのに混雑していた。

屋上というロケーションでも無く、意図的な転落を防止するため頭上にまで張り出した柵によって空は狭い場所である。カメラを手にした人達は柵の間からレンズを突き出し国立競技場とブルーを撮ろうと考えているのであろう、事実同じ思いで出掛けたのであるが人の隙間を縫って柵まで近づくことの出来ない小心者なのである。些か不思議なのは、純粋な目視を目的な人たちが何故この場所に参集しているのかである。前述のとおり柵によって視界は極端に狭い、事実来た来たと盛り上がる中いつまでも何処何処と声をあげる人は多かった。この建物の回りには広く空が望める空間が多い事は承知のはずが、人間の心理は難しいのである。

ブルーインパルスが飛び去ると、当然、人はいなくなるのである。やっと国立競技場を正面に見る柵まで近づき、フード付きニッコール24-70mmが柵の隙間を通らない事に焦りつつ、カメラを固定した。

タイムラプス動画はインターバル撮影した静止画を編集ソフトに取り込んで、いわば力技で動画ファイル化していた。ニコンの最近の一眼レフには、その力技をカメラ内で行ってくれる機能が付いているのである。しかも再生時間まで表示される便利な機能だ。というわけで暮れゆく国立競技場最後の夜(?)を同い年の東京タワーを後ろに撮影してみたのである。

遠距離からは国立競技場内でのイベントの進行は窺い知れず、隣で眺める「聖火は・・」と話しかけてくれた人も「花火は・・」と話しかけてくれた人も待ちきれず入れ替わり帰っていった。その度そうか聖火か花火かと撮影時間を延長し続けたのは、暇なのでは無く撮影に真摯な態度で取り組んでいるとご理解いただきたい。

ニコンの動画機能は、カメラ内メディアに記録する場合のビットレートが低い。ただ実際に記録される画質は意外に悪くないのは既に納得した事実だった。ところが、静止画の集合を.MOV形式に記録するこの機能はどのようなアルゴリズムなのか圧縮に因る劣化が著しいのである。圧縮により特徴的なトーンジャンプで滑らかなグラデーションを得ることは出来ないのは失望であった。

時の流れを変えることは難しいのである。

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