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2013年2月12日 コトのテンマツ。 [日常]

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Panasonic LUMIX FX-500

ケータイ電話復帰である。
つまり先日の修理預けとなったOptimus L-01Dのその後、である。

もっとも、相変わらずの事で大分時差を含んでいるのであって、決してドコモショップの対応に時間を要したわけでは無いのでその辺りの誤解をなさらぬよう、と気遣いも忘れないアタシである。無操作状態で3時間ほどしか電池が保たないという携帯困難な状態に陥り預けた精密検査を含んだ修理が完了したという連絡を受け取ったのは丁度一週間後である。因みに運転中受信したその連絡応対にBluetoothヘッドセットが何故かペアリング出来ない修理代替機で難儀したのは余談だ。

はたして、窓口での説明は不具合は再現されず機械的異常は見受けられないと言うことであった。添付の書類には念のため基盤を交換しましたとある。それまで5時間くらいは使用してた”スマホ”が無操作状況で3時間強で電池切れなのは異常発生としたユーザーに対しメーカー側はそれを否定したのは結局はよくある対応だろう、それを受諾するのがオトナな振舞いなのだろうと納得する自分は小心者である。

アメリカのホームドラマに憧れてやたら長いカールコードの受話器を付けた固定電話はコードレス子機に置き換わり、外でも使える携帯電話はウルトラ警備隊のビデオシーバーにも勝るスマートフォンに代わって未来は到来の筈であったが、結局電源供給のコードが必須という輪廻転生(?)なのであろうか。昔々のトロリーバスのように都市上空に無数に張り巡らされた電線から数えきれないほどの電源供給コードがぶら下がる未来を想ったのは小心者のささやかな反発心である、ただその先に街中の公衆電話が増殖して空から電線が消える更なる未来が待っている事も想像してしまうのはシニカルな性格のせいだ。

完全に初期化された端末は「クラウド」とバックアップアプリケーションによって、出掛けに寄ったドコモショップから目的地に向かう道中で自分のスマホに復元される事に細やかな驚嘆を覚えつつ使用を再開した。

翌日、画面ロック解除のPINが突如無効になった。幸いにも顔認証でのロック解除は可能とはいえ対処方はドコモショップ窓口での再初期化を強いられた。再び復元したスマホは当然PINの設定はせずに安心を担保した。事前にリスクを回避するのもオトナの気遣いと納得を用意して気を取り直して使用再開した我がスマホは、残念なことに暫くすると画面上からアプリのアイコンが消え、更に暫くすると唐突にSDカードを認識しなくなったりと不具合は続き、ついにはステータスバーに不意に現れるヘッドホンのアイコンとともに通話相手の声が聞こえなくなったのである。

電池持ちで「携帯」困難として修理した結果「電話」出来ない携帯電話になってしまった。秀逸なオチである、とは言え修飾子の「携帯」の不具合は兎も角主語の「電話」の不具合は深刻なのである。我が人生のドコモショップの経験はこの一週間に集中していると妙な感慨とともに座った窓口で、結局本体交換処理と言う事になった。色々チェックし暫し奥に消えたりを繰返した担当者は、「特別に」と何度か話に盛り込みながら交換を提示したのだった。「修理」に出して正常とされた個体で起きた不具合が交換によって根本的解決を望めるのかは些か懐疑的なものの唯一の選択肢である。

気のせいか動作が軽くなった新生Optimus L-01Dはしかし、タッチパネルの反応が鈍く少し苛つくのである。ただ以前のままのバッテリーで5時間くらいの使用には耐えている、つまり、修理に出した当初の不具合解消の目的は、達成されたのである。

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