SSブログ

2013年1月27日 携帯困難電話。 [日常]

l-01d_trb.jpg
Panasonic LUMIX FX-500

ケータイデンワが入院したのである。
既出のように愛用の所謂スマホはLG製のOptimus L-01D LTEである。使用期間を、やっと、1年を一ヶ月ほど経過したところであるが、些かの障害が現れた。

1年間”も”なのか1年間”しか”なのか、助詞の使い方で、例えば愛着の度合いも吐露できるのであるが、更に”やっと”と副詞も付けて語りたい少し残念な「我がスマホ」ではある。グーグルフォンと呼ばれた初代Android機HTC HT-03Aから機種変更を図った時点ではAndroid陣営中比肩無き上質な画面表示品質を持っていたOptimus L01-Dを、迷わず、プロフェッショナルフォトグラファーの自負を持って、選択したと何処ぞの市長サンのように虚栄心に鼻を膨らませたい所なのだが、結局、画面が上等な”だけ”のこのスマホは、絶望的に電池の持ちが悪く、その上それを補うためのUSB端子がもっとも邪魔な天頂中央に位置していたり、無為なテーパー処理の結果フォールドしにくい等々の散々なプロダクトデザインで使用するごとに失笑を誘う稀有な道具なのであった。しかも削除できないプレインストールアプリのあまりの下らなさに脱力感を覚えてしまう機種でもある。

いつものように電池の消耗の激しいLTEはOFFのまま100%充電を確認してケーブルを外した。画面が消えた状態ではプッシュ配信のメールすら受信してくれない本機は定期的にロック画面を点灯してステータスバーを確認する儀式が日常なのだが、充電後数分の時点でメールのアイコン横のバッテリ容量が80%を下回っているのが目についた。時間の経過を上回る速さで、何もしていないスマホからエネルギーが失われて行っているのである。電池使用量のグラフが見事なリニアな角度をもって0に向かっているのは逆に清々しさすら感じてしまった。

やや違和感のあった充電時間のことも有って向かったドコモショップの順番待ちの間に、哀れにも我がL01-Dは機能停止するのである。携帯不可能電話だと語呂が悪いなどと思案しながら待った後の窓口での検査では予想外にバッテリーに異常は無く原因が不明な事と、Macがメインの我家に唯一残るWindows XP機では何故か出来ないAndroid OSのアップグレードに期待して勧められるまま入院させることにしたのである。ここまでの間に差し出されたバスケット内のキャンデーを二個ほど口にしたのは勿論内緒だ。

およそ10日間とされる点検修理期間は貸出代替機の使用である。LTE機は出払っているとのことで型違いシリーズ違いの機種である、壊した時の負担金が7,000円と随分高価な点は要注意だ。ケータイ機種に興味が無いことも有って現行機なのか旧型なのかの判断はできないが、動作の重いこの代替機はホームボタンを挟んだ「メニュー」と「戻る」ボタン配置が逆なのである。HT-03AからL-01Dと馴染んだ配置とは左右が入れ違っているのだ、同じAndroid機なのに、である。因みにドコモのサイトで見ると現行機はすべてL-01Dとは逆配置がデフォルトのようである、同じAndroid機なのに、だ。

今朝の新聞にもアップル神話に陰りとかiphone失速とかとの記事が見つかるが、しかし結局はAppleに勝つことはできないだろうと戸惑うボタン配置に苛つきながら思った。iphoneをiphone5に変更しても操作性に違いは無い、それはあらゆる環境の中で指先で操る携帯機器の正論だからだ。

nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

Facebook コメント

トラックバック 0