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2010年1月12日 時の過ぎ行くままにこの身を任せ。 [日常]

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PENTAX K20D M20mm

年も明けて早くも12日である。光陰は矢の如く過ぎて行くのである。レーザー光線が飛び交う現代ではあるが月日が過ぎ去って行くのは矢の速度くらいに留めておいて欲しいと切に望むのである。

変則的になったとはいえ成人の日も過ぎた。
その昨日は鏡開き。そう称してはいけないほど小さな我が家の鏡餅も”パック”から開いてオーブントースターで焼いた。懐かしい味に期待し砂糖醤油を支度した。餅は好物である、松の内に既に1kgほど消費している。トースター内で焼け行く過程ですでに餅の味は値段に正比例する事を思い知らされるのでる。今年はケチはすまいと密かに誓うのであった。

ネットで さくらや 全店閉店のニュースを見つけた。アタシらの世代には「安さ爆発、カメラのさくらや」であった。大学生として上京したアタシには殺風景だった新宿西口にある安売り店然とした当時のヨドバシカメラより賑やかな東口側の さくらや の方が安心感があって贔屓だった。冷蔵庫を買うお金を親から貰って引伸し機を買ったのも、後から買った冷蔵庫もさくらやであった。因にその後出現した池袋のビックカメラはまさに胡散臭いディスカウント店だったのである。いつの間にか「カメラ」と言う言葉が外れた さくらや は2月に閉じてしまうのだというのである。確かに手元のポイントカードは有効期限を超えてなお更新されていないほど足が遠のいていた。時代とは言え寂しい事である。

そしてもう一つソニーからSDカード発売のニュース。まあ既にVAIOのスロットにはSDが挿入出来るし時間の問題だったのであろうが、我が道を行く独自規格のこだわりが緩和される事は歓迎すべき事だろう。

そのソニーのSDカードやパナソニックのSDXCカードが展示されていたアメリカでのCESが終わり来月のPMA、そして3月に日本のCP+へとカメラマニアの興味が移るのである。家電品がメインのCESに対しカメラ関連のPMAに最大手キヤノンは不参加を表明している。噂の新機種は新生なる日本のCP+に花を添えるのであろう。ついにやっとの645Dの正式発表が期待のPENTAXもCESに続きPMAにも本体としては出展しない。これもCP+へと言う事なんであろう。

PENTAX 645Dの6500ドルの売価という噂が出ている、そもそもがお蔵入りになった最初の企画のスタート時は80万円が目標だった、噂はそう的外れではなさそうである。ただリークした説明書の表紙のSDHCとUSB2.0のロゴが不安である、時代はSDXCやUSB3.0に移行しているのだ。容量と速度は重要なのだ。以前PENTAXの*istDのリリースはUSB2.0に移行する時期だった、要望も強く出した、なのに*istDはUSB1.0仕様であった。PCへの連結撮影ソフトが最初から用意されていたのに非実用的と言う哀しいカメラだった。

645Dも当初は速度を維持するためIEEE1394を予定していた。メディアもCFとSDのデュアルだった。だんだん削られてつまらない性能になるのがPENTAXの悪い癖である。ともかくCP+でのデビューを期待しよう、あきれるほど待たされたのだから。

ところでカメラショーから変わったPIEが、あっさり変わってCP+になって場所もパシフィコ横浜に変更である。東京在住者の勝手な言い分かも知れないがパシフィコ横浜は意外に遠いのである。距離が違うとは言え幕張メッセが不人気で都内に展示会場を戻したと言う話をよく聞く。新たに誕生するCP+は、今年が2年に1度の開催年の歴史あるドイツのフォトキナに対しカメラ世界一の日本を象徴出来るのか一寸心配するアタシであった。

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