SSブログ

2009年5月23日 K-7、渾身あるいは背水の陣 [カメラ]

pentax_k-7cut.jpg
Panasonic LUMIX FX500

大盛況のようであった。
と、言うのはPENTAXの新型カメラのお披露目会の事である。ともかく、大勢の善男善女が会場に詰めかけているのであった。

ニコンやキヤノン、最近ではオリンパスですら(失礼)プロ向けのお披露目を少なくとも時間をずらすなどして行ってくれるのであるが、ペンタックスは*istDの時はあったもののそれ以降は無いのである。したがって今日もカメラマニアオヤジとして秋葉原の会場に向かうのであった。例えばNIKONのD3のプロ向けのお披露目の時なども大混雑であったから、ゆっくり吟味出来るかどうかにあまり差は無さそうであるが、さすが今日は一時間半待ちとの話には一寸驚いた。

ま、プロだからとエラそうな要求はしたくは無いのであるが、お披露目会のDM位は送って欲しいものである。だってPSPの会費払ってるんだから。キヤノンだったらカタログやら技術資料やらをタップリ(良いか悪いかは別として)送って来ている所である。

それはそれとして、一寸ナイショで裏の部屋でこの新しいPENTAX K-7をチェックしたのであった。
PENTAXとしてこのカメラに懸けるモノは重いのである。売れなくてはいけない使命を背負っているのである。
はたして、良いカメラに仕上がっているのであった。心配した程小さく無かったボディはガッチリとした剛性を持っており、表面の仕上げも品位が高い。握りやすいグリップは現行のDSLR中最良ではないだろうか。ピントの山がつかみ易いファインダーは視野率100%でありシャッター音は静かである。実に”カメラ”として良く出来ているのである。ペンタックス側が把握している予約数はかなりの数であると言う、K10Dより良いらしい。

では仕事の道具としてはどうであろうか。収差補正や水平出しの効率化などを始めとして魅力的なスペックを持っているのであるが、PCに繋いでの撮影が出来ないのである。致命的である。道具として見て行くと不満な部分がどんどん出て来てしまうのである。相変わらずペンタックス側も反省点や積み残しに言及するのであった。ヤレヤレである。ただのカメラが仕事の道具に成る為に必要な事はシンプルであるが要求は高いのである。

入門機にカテゴライズされるであろうNIKON D5000ですら可能のPC接続撮影は、K-7の場合お金の問題と必要性の両面から対応出来ていないのである。単純に1000万円を必要とする人数で割った金額を価格に上乗せすればソフトウエアの書き換えでK-7も可能になるのだそうである。有志を募りたい。

タグ:PENTAX K-7
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0