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2009年4月1日 今日は四月一日なのだ。 [日常]

citroenc5.jpg
PENTAX K-s DF*17-60mm

シトロエンの新しいC5である。
いや、newC5自体国内発売から半年近く経過しているので新しくは無いのである、が、中身が新しいのだ。所謂ハイブリッドシステム搭載車の実走行テストなのだ。新開発の四輪駆動でフロントは1.6Lのガソリンターボ駆動、リアを電子制御のインホイールモーターで駆動する。

バッテリーはリチウムイオンタイプが床下に敷き詰められている。サイドシル部を見ると確かに現行モデルと比較すると床が高いのが分かるが、ラゲッジスペースを含め実用上なんの問題も無い。グラスルーフ全体に透明アモルファスシリコンが張り込まれており、グラスルーフとしての透明性と発電能力を併せ持っている。ルーフの大きさもあって発電能力は高く、晴天下8時間以上走行すれば100kmのモーター走行あるいは三日間のヘッドライトを含む電装品の電力をまかなう事が出来る。プラグインにも対応しており、左右のミラーのステーに有るサイドマーカー部にコンセントが内蔵されている。

前輪を駆動するターボエンジンは200PSを発生する高効率エンジンで、4気筒すべてのエギゾーストに内蔵された小径ターボがNAなみのレスポンスを得ている。同時に静粛性は特筆ものである。CVCCエンジンに似た副燃焼室を持つため点火用にガソリンを使用すれば揮発性の有る燃料なら何でも使えるという特徴をもっている。電気モーター駆動と合わせ世界中何処でも同じ仕様で発売出来、使用する事ができるのである。

後輪のホイール内にモーターが内蔵されている。ホイール側がコイルで車軸がステータになっている、バネした重量の増加が懸念されるが走った感じでは違和感は無い。前輪の回転数や路面状況に応じて実に細かく回転は制御され、さらに左右の回転差を制御する事でコーナリング性能の向上や回転半径の縮小に貢献している。モーターそのものの電気的抵抗をリアのブレーキとして利用しており高度な制御が可能となっている。モーターは片輪分一基で150PS相当の出力を持っている。ハイドラクティブ4サスペンションと合わせかってない程の陸上移動機械といえる。

せっかくなので、カメラも新しいもので撮影してみた。ペンタックスの新型モデルである。PENTAX K-sと名付けられた新シリーズで、サムスンと共同開発の新型CMOSを搭載している。画素一つがRGBのすべてを受光できる画期的なものでペンタックスの設計をサムスンが製造に成功した。通常のベイヤータイプと異なり画素数がイコール実画素である。K-sには22MPが採用されており、従来の表記では65MPと言う事になる。実質的に偽色の発生は皆無であり想像以上の解像感を持つ。相変わらずボディ単体の連写性能は3f/sだがデーター量を考えると驚異的なんである。もっとも50GBのSSDを内蔵したバッテリーグリップを装着すると公称5.5f/sまで向上する。感覚ではもっと早い気がする、何にしろこのデーターで連写出来るのは驚愕としか言いようが無い。

画素数の増加に合わせて新規採用されたAFはペンタックスとは思えず高速で精度も高い。60カ所の測距点をグループ分けして面で測距できる機能は有機ELの4inの大型モニターを用いたライブビューのコントラストAFでも使用可能で、このような動体に便利である。低照度下の合焦速度精度も十分であった。

高画素に合わせた新DFレンズはやや大柄でフォールディングがしやすく好感触である。リングタイプのSDMとなり高速AFが可能となり、フルタイムMFとなり複雑なQSFは廃止された。ABCを全面に採用した写りは実にクリアであった。

と、四月一日に思うアタシであった。そう、4月1日なんだよね。


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