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2009年3月9日 サクセサーは後継機種か成功者か [カメラ]

wagashi.jpg
PENTAX K20D DA*50-135mm

和菓子である。
アタシが甘党である事はもう何度もカミングアウトしているのだ。というかカミングアウトどころか胸を張って甘党を宣言しているのである。アンコをこよなく愛する身からして和菓子も看過出来ない存在なのであった。

が、今日は味では無く、そのはかない色や質感とカメラの事。
和菓子と言えば季節を表すその色、形と素材が命であろう。美味しい事は無論であるが、残念ながら写真では味をダイレクトに伝える事は不可能。そこで美味しさをイメージ出来るような色や質感を写真にする為、写し取れるカメラが必要なのである。

フィルムを選ぶと云う手段はデジタルカメラにはあり得ない。カメラの選択がすべてである。後処理やカメラ搭載の画像処理機能も所詮はカメラの持つ基本的な素性の上に成り立っているのだ。アタシはPENTAX *istDからKシリーズまで使っているのである。色が、良いのである。ペンタックスの色はKodakやLeafのデジタルバック(付属するIccプロファイルを見ると、とんでもなく色域が広大)と併用しても遜色無いのであった。特にPENTAX K20Dの14M画素を誇る高精細な絵作りはDA*50-135の様な良いレンズと組み合わせると実にリアルに写るのである。

概ね満足なPENTAX K20Dでは有るが、より高精細に、より広く滑らかなトーン再現とカメラ性能の向上など後継機種に期待していたのであった。ところが、海外に続き国内のメディアにも新機種は別のコンセプトのカメラであると公表された。おそらく全天候性を有する小型軽量機という事なのであろう。レンズもデザイン変更とシールド処理したモデルチェンジと言う事であろうか、まるで、その昔のKシリーズからMへZシリーズからMZへの歴史を繰り返すようで不安である。なにしろK2やZ1など小さくなる前の方が良いカメラだったのだから。

K10Dからのボディは持ちやすいちょうど良い大きさだった。そして十分に小型であったが、これを大きいとする書き込みをWeb上で見る事があったがメーカーまでそう考えてしまうのは残念である。せめて写りの良きDNAを引き継いでくれる事を期待しよう。


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