2008年11月17日 酉の市は金融危機打開策たりえるのか [日常]
PENTAX K20D DA16-45mm
今日は二の酉。
酉の市である。浅草は鷲神社へそぞろ向かうのであった。
仕事上がりに機材そのまま地下鉄に乗って入谷へ向かう。東京メトロ日比谷線はちょっとしたタイムマシンなんである。
六本木から銀座を過ぎると築地、八丁堀。人形町を過ぎればやがて秋葉原、そして上野、入谷へと地下鉄は進むのである。
小説や映画に描かれた江戸や東京を紡ぎながら走る東京メトロに乗って江戸のお祭り酉の市にタイムスリップなのだ。
大混雑なお参りの列に参加する前にバッグからカメラを取り出し首に掛ける。これで立派なカメラオヤジである。裸電球に照らされる熊手や提灯、プラス側に露出補正をセットする。K20Dになってペンタックスはオートホワイトバランスの補正範囲をタングステン光側に大分広げたようで、かなり白がヌケルのであった。K10Dの頃までは雰囲気を生かすためという事で色温度の低い側は早めに補正を放棄するという思想だった。明るい側にはややオーバーめに、暗い側にはややアンダーめに露出を与える自動露出の設定と合わせペンタックスのオートに対する考え方は好ましいものと考えていた。しかしK20DのAWBは正確さともに使い易い出来である事も事実でありユーザーの身勝手さに自ら苦笑であった。
それはともかく、そこかしこで景気の良い三本締めが聞こえるのである。どう持ち帰るのか心配になるほどデカイ熊手を高々と掲げて歩く姿もそこかしこである。運をかっ込み福をはき込む熊手である。開運招福商売繁盛であるのだ。世界恐慌に対し日本は打つ手無しとのニュースがあったが、いやいや日本には熊手が、酉の市がある。世界の商売繁盛を熊手にかっ込んでもらおうではないか。まだまだ足りなければ年が明ければ大阪のえべっさんも控えている、十日戎と笹である。
次回金融サミットでは麻生総理には是非日本の誇るこれら経済支援システムを提案して欲しいと、小さな熊手を買いながら思うアタシであった。
2008-11-17 23:22
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