2008年11月13日 丸い月のキレイな夜

PENTAX K20D A macro 50mm

夕刻の暮れなずむ頃低い大きな月が美しかった。

丸い大きな月は、まだ明るさも少なく澄んだ空に乾いた輝きであった。今日は富士山もよく見えたという話を耳にした。今日はことのほか空気が澄んでいたのだろう、こんなに大きく見える程厚く長い空気の層を超えて月の光はやって来ているのに、肉眼でもクレーターが見えそうな程キレイに見えた。そして、明るさを増した夜の月もまた文句の無いものであった。

と、月と言えば、やはり団子であろう。

『打吹公園だんご』と言う名の、それは小さな団子である。団子ひとつの直径は２cmにも満たないほどである。それが３っつ３色爪楊枝をやや大きくした程度の竹串に刺さっているのである。10本入りの箱はまさに絵の具の箱である。ふたを開けるとその小さな３色団子が色の順をランダムに変えてキッチリと並んでいるのである。１本を取り出して食べてしまうのが惜しいように可愛らしいパッケージングなのである。

この小ささにして味はしっかり団子の満足を与えてくれるのである。甘さは若干強めにこしらえてあるように思えるが、団子らしいキレの有る甘さは好ましい。小さい事もあって、ついつい後を引いてしまい２本３本と食べてしまうのであった。

鳥取の石谷精華堂製のこの団子、箱の中には例によって由来書が入っているのだが、問題はコレであった。正直何が書いてあるのか理解しがたいのである。

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