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2008年10月24日 新発売の興奮 [カメラ]

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Fujifilm S5pro AF-S DX 17-85mm

さして用も無くヨドバシカメラとかビックカメラへ行くのが好きなのである。
なにしろこれら大型量販店の扱い商品はアタシの好物ばかりなのであるから、まさに桃源郷と言えるのだった。
近所な事を良い事に今日も素見しに行くのであった。

たびたび記しているが、小心者なうえ優柔不断なアタシは何か買うまでには時間がかかるのである。しかし時々たまったポイントを使ってみると驚く程高額になっているのだから店内で暇をつぶせる程のお得意様なのである。

デジタル一眼の売り場に行ってみると、PENTAX K-mは今日発売日であった。販売には今までより力が入っているようである。帰宅しWebを観るとK-mのHPはリニューアルされていた、好感の持てるホームページである。世界観がしっかり想定ユーザーに向いていて良い出来と思う。

で、肝心な実機はドーなのか。造りそのものに価格なりの安っぽさが無いのはペンタックスの美点である。残念ながらキットレンズはチープな印象だが、AFはサクサク駆動してくれる。恐らくソフト的チューニングだろうがK10Dより、もしくはK20Dより合焦速度は速いのではなかろうか。同時に心なしかミラーの駆動も歯切れが良くなっている気がするのであった。

ペンタックスの欠点の一つはそのダルなミラーボックス回りの作動である、中級機の後継機には新型のミラーボックスが準備されている様なのでK-mに要素技術が使われたのであろうかと感じさせる程気持ち良くシャッターがきれた。(気がした?)もしかするとエプロン部が妙に飛び出したデザインはボディを薄くする為の処理で無く、新しいミラーボックスの構造のせいなのかなんて穿った見方は、きっと間違いだろうな。

そもそも*istDユーザーとすればK-mのボディは驚く程小さくは感じなかったのである。そしてあまりに新味を感じないカメラだった。きょう日合焦点のスーパインポーズの無いファインダーはあまりに素っ気なく、あえて言えばベテラン向けか、想定ユーザー向けにはペンタックスが沢山パテント申請してた透明ELをファインダースクリーンにするアレで顔認識のインジケータをオーバーレイ表示するくらいな事必要だったんではないか。LVや動画という新しいキーワードが他社から続々現れているにK-mには何も新しい試みは無い、売れるのか?同じく新味の無いK20Dとたった2台でDELLから来たCOOの言う魂のこもった新機種登場の来夏までどう商売をするのか、ダイジョーブかHOYAである。

対照的にソニーのα900は気合いに満ちていた、ミノルタの頃からの悲願が結集している気がした。しかし、あのデザインにはどうしても馴染めないのだった。妙にブカブカの感じのする造りもミノルタX-1を思い出させるのだった。そうか、PENTAX K-mのウリは引き締まったデザインだったのか。

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