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2008年10月25日 紙上のシミュレーション [クルマ]

bike.jpg
PENTAX K10D DA 16-45mm

雑誌の発売日を心待ちにしていた話は先日記した。
20日がカメラ雑誌の発売日なら26日はクルマ雑誌の発売日なのである。勿論『CG』誌など1日発売のモノや月二回刊などあるのだが多くは26日である、今月は26日が日曜であるから今日書店に並ぶのである。

で、当然書店へ出向くアタシであった。日本の基幹産業だからかクルマ好きが多いのか、クルマ雑誌はとにかく沢山あるのである。思えば免許取り立ての頃初めて買ったクルマ雑誌は辞書程分厚い『月刊自家用車』だった。それから『ドライバー』や新創刊された『カー&ドライバー日本版』ときて『モーターマガジン』やトイレで読んでると重くて載せた膝がしびれた『カーグラフィック』やソフトウエア的記事の面白い『ナビ』や、そこからイロイロゴタゴタの『エンジン』などへ愛読書も移って行ったのであった。まるまる一冊ホンダ特集で創刊したマニアックなネコパブリッシングの『カーマガジン』も今や立派な総合クルマ雑誌である事も感慨深いのであった。

所謂ガイシャを扱う雑誌は、まあ多かれ少なかれ何時もドイツ車の事がメインである。カメラ雑誌それも近年のカメラそのものにウエイトを置いた雑誌が何時もキヤノンかニコンを特集している事と同じ匂いを感じるのはアタシだけ?
新しいゴルフが発表された事で今月はフォルックスワーゲン祭りであった。そんな中で『ナビ』のダイナミックセフティテストに新型C5とA4を取り上げていた。よくある試乗記とは一線を画するこのテスト記事は2車種の比較と言う形ではあるがある程度絶対性能が解りやすく気に入っているのである。

で今月は『ナビ』お買い上げであった。読み進めるとVW Tiguanと2L C5の比較記事も載っていた。前述のカメラ雑誌も、とにかく何時も比較である。いくつかのカメラの相対的性能をテスターの主観で優劣を付けている事が殆どである。カメラのバイヤーズガイドとして読むのであれば比較優劣など無用であろう、個体そのものの絶対性能こそ知りたい事だと思うのである。しかもその手のカメラ雑誌は眉に唾したくなる様な不自然な評価をしている記事が多く失笑させられる事ばかりである。

そして本日の『ナビ』であるが、少なくともそんなカメラ雑誌の様な理不尽さは薄いもののCITROEN C5とVW Tiguanの比較というのも無理矢理感は否めない。もっともシトロエンとワーゲン全く違うメーカーとモデルではあるがティグアンに少々興味があったので楽しんだのであった。肝心のダイナミック・セイフティ・テストはAUDI A4とC5 3Lの比較でこちらこそ興味深い取り組みである、アウディはA4の3.2FSI クアトロであるからシトロエンC5的には少々分が悪そうではあるが、加速ばかりでは無いこのテスト、新型C5はなかなか優れた絶対性能を示していた。

極限的テストは十分にニュートラルな視点で行われていそうで好感が持てるのであるが、テスターのコメントがどうしてもドイツ車よりになっている気がするのは、アタシだけ?




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