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2008年8月31日 大光量フラッシュ一発 [カメラ]

thunder1.jpg
PENTAX K20D DA16-45mm

カミナリである。
夏休み最後になってしまった今日も、昼間のピーカンを全否定でゴロゴロしているのである。
なんだか此の夏は雷雨で豪雨ばかりである。異常気象なのであろうか。
カミナリと豪雨と言うと地球誕生のドロドロの灼熱の大地に降り注ぐ想像図を思い出してしまうのはアタシだけだろうか。

それにしてもここの所のは夕立なんてイキなもんではありません。災害なんである。
夏と言えば青い空に何処までも高い入道雲。一日全開だった太陽も西に傾く頃、やがて遠くに雷鳴が聞こえザーッと降る雨。
一時雨が上がると涼しい風とヒグラシの鳴き声。
ちょっと寂しくなりながら蚊取り線香に火をつける。
と、まぁこういう筋書きで夏の日は暮れて欲しいのもんである。そこに団扇片手の浴衣の女の子なんぞ絡めば完璧である。

写真は一昨日のものなのであるが、撮影時間は午後11時18分である。
レンズを16mm側にしてISO設定は100で絞はF8、タイミングを計りながら2秒半ほどずつ露光した中の一枚である。
昼間のようではないか。あくまで日本の夜の11時18分である。間違いなく。

この日はカミナリが激しく撮影は躊躇していたのであったが、あまりに長く激しいカミナリにカメラを用意したのである。だがそこはズボラに開けた窓枠を支えに手持ち撮影なのだ。ペンタックスのSRに期待した訳ではなく面倒だったからであるが、カミナリの閃光時間は短いらしくブレていないのだ。そして何よりこれほど広い範囲に光を回しISO100F8でこれほど明るく写せるのである。カミナリのエネルギーは膨大である。
thunderup.jpg
アップで見ると雨樋などの影が壁面に落ちているのが解るのだが、かたい面光源の印象である。色温度もややかぶりが有るもののデイライトと言えるであろう。そして不思議な事に輪郭に所謂パープルフリンジが酷いのである。このSMC PENTAX DA ZOOM16-45というレンズは経験上あまりパープルフリンジに悩まされるものではなかったはずなのにだ。
thunderup2.jpg  thunderup3.jpg 
トップの写真では解りにくいので稲光の部分を少々強調し拡大したものが左の写真である。画面下の瓦や葉っぱも写りは夜景ではない。レンズ前面に付着した雨の水滴が写り込んでいる、フードくらい面倒がらず装着すべきだった。右の写真はもう少し拡大し強調したのであるが雨粒がきれいな球体で写っているのが良くわかる、雷光の閃光速度は想像以上である。

撮影中はカメラもレンズも雨にさらしたままであった。窓から突き出した状態なのでさほどの事では無いが、庇のない窓の為ぬれてしまう事は否めない。PENTAX K20Dは防塵防滴を声高に歌っているのであった、安心感では有るが思い出してみるとLXは当然の事645や67も結構雨に濡らして撮影していたのである。そんなにカメラはヤワなもんじゃない、とあくまで個人的には思うのである。もっとも雨男ではないアタシはロケで降られる事は殆どないのではある。


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