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2008年8月7日 PENTAX M28炎天下にK20Dに挑む [カメラ]

m28sunf.jpg
PENTAX K20D SMC PENTAX M28mm

今日は朝から太陽光線の透明度が高い。
おかしな表現であるが、なんと言うか今朝の東京は抜けが良いのである。

そこでMレンズ再びである。
この抜けが良く強い光線状態なら、いささか年代物のレンズも気合いが入るのではと考えたのであった。そこで、今日は28mmをK20Dに装着して家をでる事にしたのである。

先日のSMC PENTAX M20mmが見事に現代に蘇った事実から、やはりボディはK20Dと言う事になるのである。CCDとCMOSと言う差なのか、画素数がMレンズの結像する空間周波数にうまく合致するのか、はたまたメーカーの言う様々な工夫が功を奏しているのかは解らないのであるが、実際あのM20mmをデジタルレンズとして生き返らせてくれたのである。もっとも、*istDやK100Dとの比較は当然の事、K10Dと比べてもK20Dボディの機械的な動作感触は向上している事が実感できるのでお供に連れ出すのはK20Dが多くなる事も事実である。

さて、SMC PENTAX M28mmである。こいつも古いレンズで、しかも買ったのもM20mmより大分前であった。
昔は標準レンズの次に用意すべきは135mmと28mmであると写真の入門書に書いてあったのである。そう、タイムライフ社とか講談社とかコダックとかから過去には優れた写真を学ぶ為の書物が発行されていたのであった、などと言うのは懐古趣味の余談であろう。という事でM28mmは確かに使いやすい焦点距離であり、M20mmに次いで小さなレンズはワインダーを外してお気楽モードのLXにもまっちんグゥーであった。(既に死語か?)写り自体も良いレンズであったのであるが、K10Dまでのデジタルカメラには厳しい相性なのだった。

K20Dの懐の深さに期待したのではあるが、そうは問屋が卸しませんな、抜けが妙に悪い。近距離はまだしも遠景は解像できないのか画像自体があまりきれいではないのである。M20mmのフィルム時代の印象とまさに同じである。逆転しているのである。デジタル恐るべしである。

さて残念な写りの今朝の向日葵、後処理で自分の印象を再現した。こんな時ペンタックスのJpegはレタッチ耐性が高く作業性が良いのである。データーそのものは黄色の色飽和も雲やビルの壁の白トビも無く見事なものであった。それともレンズの抜けが悪かったのが幸いしたのであろうか。

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