2017年8月30日 ゴキゲンヨウ。 [カメラ]
Nikon Keymission80
8月の、ご機嫌伺いであります。
暑ーいですが、皆様に於かれましてはいかがお過ごしでしょうか。まったく個人的都合ではありますが、御機嫌ようと毎月ハガキを出させていただいておりましたが、郵便料金の値上げ等世知辛い浮世の逆風に流されて、月々のハガキ制作と投函をあきらめweb上のみに縮小いたしました。
季節のご挨拶はハガキを用意いたしますので、変わらずお受け取り頂けますと幸いです。
という事で、今回は普段より多少大きい写真を載せたのである。この写真はニコンのKeyMission80という「カメラ」で撮影した。フォールドし難いボディデザイン。押しにくいシャッターボタン。縦長の液晶ディスプレイの半分くらいに横位置表示される、フレーミング困難な小さく暗く荒いモニター。まるでセルフタイマーかと思うほど恐ろしく大きなシャッタータイムラグ。メニューの深い深い階層に隠されて撮影時には使えない露出補正とか、まるでカメラの体をなさない酷い「カメラ」だ。
いまやRAWで撮影も出来るスマホの方がずっと良いだろと指摘したら、アプリケーションを立ち上げなければいけないスマホに対しKeyMissionはフォルダーから外すだけで瞬時に撮影可能だと、開発者に反論された。
たしかに、気持ちに直結して撮れる。なるほど、である。しかし、シャッターを切った瞬間、後悔してしまうのである。「写真」が撮れないのだ、記録するだけではないのだ、カメラは「写真」が写せなくてはいけないのだ。ニコンともあろうメーカーが何故そこに気付かなかったのだろう。
2017-08-30 17:31
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