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2017年8月12日 一目"百"景。 [カメラ]

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Nikon D600 AF-P 10-20mm / FXモード
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Nikon D600 AF-P 10-20mm / FXモード


ニコンのAF-P DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G VRである。
ニコンの言うところのDXレンズ、つまりAPS-CサイズセンサーのDSLR向けレンズだ。ちなみに、プリントされたステッカーの銘板が、安価で軽量であることを体現する、気持ちよいほどチープな外観である。

普段の撮影行為の中で、偶に、稀に24-70mmズームの広角側の画角以上の広さを選びたい時がある。それは唐突に発生する業務上の必要だったり、フォトグラファーとしての欲望だったりするのであるが、ただそれは、あくまでも稀なことだ。そこで、新発売の所謂フルサイズ換算15-30mmの画角が得られるこのレンズを購入した。なにしろ、安価で、驚くほど軽量で、小さいこの超広角ズームレンズは、財力にも、財力にも体力にもカメラバッグの容積にも負担が少ない、と大切なことは二度言って強調するほど、APS-Cサイズ専用レンズであることを差し引いても魅力に満ちていたからだ。

その規則に従順に、やはりコンパクトなD600をDXモードに切り替えて撮影すると、予想外に解像度の高い中心部の画質を維持しつつ周辺部までほぼ均質な写りだ。周辺光量の低下や像の流れも無く、当たり前に良く写るのである。F4.5-5.6という開放値の暗さが、些かフレーミングを難儀にしていることなど些細な障害に過ぎないと言い切ってしまえる高性能レンズだ。

DXモードとは、予め予定されたトリミングである事を、例えばD600の様なフルサイズ機のファインダーで認識できる。つまり、当然、規則に反してフルサイズのまま、あくまで自己責任で、撮影すればより広い画角が得られるのは道理だ。

結果、およそ13-18mm程度の焦点距離で撮影することが可能だった。もちろん、歪曲や周辺光量の修正に努力が必要であるが、それは規則破りの代償として甘受する他はない。およそ13mmの画角は、DXモードの15mm相当のそれとは比較にならないほど広く写る。超広角域の1mmの焦点距離の違いは劇的な画角の変化をもたらす。眼前に広がる全てを一度のシャッターで写し取れる、ハイコストパフォーマンスなレンズであることは間違いないと頷くのである。つまり、買ってよかったと。

ただ、本来の目的だった24mmより”少し広い”画角をフルサイズのまま得るには、レンズ後端のハレ切りのマスクを切り取ることが必要だろうと推定は出来るものの、DXモード切替の規則破りがせいぜいの小心者には、その実行に躊躇うのである。

Nikon 広角ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR ニコンDXフォーマット専用 Nikon 超広角ズームレンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED フルサイズ対応 Nikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED フルサイズ対応 Nikon 標準ズームレンズAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR フルサイズ対応 FotoTech旅行コーヒーマグ/カップ/ Thermos Lenscup /レンズカップステンレススチール断熱タンブラー+ FotoTechベルベットバッグ(モデリング1 : 1 Canon EF 24 – 105 mm f / 4l is USMレンズカップ11オンス、ブラック) Modeling 1:1 Nikon AF-S 24-70mm f/2.8G ED Camera Lens Cup 14.5 Ounce ブラック NKN-CUP Nikon デジタル一眼レフカメラ D7500 ボディ Nikon デジタル一眼レフカメラ D500 ボディ

タグ:D600 ニコン NIKON

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