2016年8月24日 クーベルタンの旗のもと。 [日常]
Nikon D600 AF-S24-70mm
オリンピック旗が日本にやって来た。
ひみつ道具の土管からじゃなくて全日空のチャーター便でだったのは、きっと都知事のワードローブにピーチ姫のそれがなかったせいに違いない。
とあるTV番組でナントカセンセーが、日本の伝統文化をないがしろにしアニメだのゲームだののキャラクターを使いあまつさえ一国の首相にその扮装をさせるとはけしからん、といつものお門違いな俺様持論を高飛車に曰わっていた。矛先はリオの閉会式での日本PRショーだ。
ともあれ、文化は時代が産み伝統は時が育むと思っている我が目には、そのショーは、まさにクールだった。日本人も外国人も想う日本が表現され、未来のトーキョーへのワクワク感に満ちた良い「予告編」に思えた。で、リオでの日本選手団のダッサいユニフォームやジャージに透けて見える不安や諦めを覆して余りあったと胸を撫で下ろしたこと、ナントカセンセーみたいなツマンネー”大人”が出しゃばらないよう願ったことは内緒だ。
ただ、心配なのは未だ課題山積で姿が見えない東京オリンピックの現実。まさか本番も「予告編」のようにバーチャル・リアリティなのだろうか、VRゴーグルを付けたアスリートたちが虚空に手足を動かしている様を想像すると、少し怖い。
2016-08-24 18:34
トラックバック(0)
Facebook コメント