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2016年9月6日 プレ・シャッターレリーズ。 [カメラ]

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Nikon D600 AF-S50mm

先日ニコンカレッジの折、ある疑問を呈された。

念の為、私が講師だとアピールをしておこう。ちなみに次週は実習講座も控えており、11月の講座の申込受付も始まっているようである、ぜひおいで下さいとこれは宣伝だ。

で、質問者曰く、撮影せんとするその瞬間にやれWBだの露出だの画質だのと慌ただしくカメラの設定をしないで取り敢えずRAWで撮るだけ撮って、後からコンピューター上で調整するので良いのか、というものだ。

講義開始前の空き時間での質問であり、講座内容とは異なることもあって不十分な解答になってしまったことが少し心残りなのであるが、その場では正しくWBを設定し正しい露出で撮影してRAWデーターをコンピューターで現像するのがベストだと答えた。
 
それはつまり、デジタルカメラでjpeg記録で撮影するということは、カメラ内部でセンサーが出力したRAWデーターをメーカーのレシピで現像し、そこから諧調と色を間引いて、不可逆的圧縮して汎用ファイルとして記録するのであり、WBやピクチャーコントロール、ピクチャースタイル等のセレクトは現像のパラメータなのだという理解が必要だ。よーするに、適正露出で最良の情報を記録したRAWデーターを正確なWB等のパラメータでコンピューターで自由に現像した方が断然イイ写真、ってことである。
 
アマチュアフォトグラファーの写真関連のBBSにしばしばみられるjpeg撮影賛美とRAWデーター失敗救済手段説はとんでもない思い違いなのだよと、ついでに小言も言っておこう。
 
と、長い前置きでの今日の本題はそんな肝心要の露出計が壊れたという愚痴である。愛用の”古の”ミノルタフラッシュメーターが唐突に正しく側光できなくなったのである。そして悲しいことに、ご近所なのを安堵した事業を引き継だケンコーのサービスからは部品払底の為修理不可能と返却されてしまった。

よもやの事態に戸棚の奥から更に古い”ミノルタ”を取り出して事は凌いだ。ただ感度表記がASAのその露出計の寿命は不安だ。とはいえ今更の露出計の新調も悩ましく、たかが露出計されど露出計、ヒマなフリーランスフォトグラファーは躊躇うのであった。


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