2015年1月17日 修繕。 [日常]
Panasonic LUMIX FX-500
食器洗い機を修理した。
ブランド名はナショナルであるから、それなりに時を経た食器洗い機である。パナソニックにかわってしまうことの発表が背中を押して購入した。家電品はナショナルのほうが、との思い入れは家電売場で海外製品が幅を利かす昨今では単なるノスタルジーだとしてもだ。
NP-BM1という型番のそれは、汚れ落ちに不満があったりグラスが曇ったりの幾つかの難点もものとも、節水という特徴からの地球を守る使命感の達成を目指し連日のように活躍してきた。勿論、家事労力の低減への寄与は言わずもがなである。
ところが少し前から異変が現れた。洗われていないのである。つまり、汚れ落ちが悪いのではなく全く洗浄されないまま乾燥されてしまう事態になった。ためしに購入当時そうしていたように上部扉の窓に張り付いて動作を観察すると、果たして一ヶ所のノズルからしか洗浄水が出ていないのであった。
食器洗い機は乾燥機に変身した。
それなりの時を働いたのだから、それはそれでと納得するのも一つの見識と思いつつもweb上を検索するとセパレータという部品の変形に起因する故障であると判った。そしてそこで得たANP34G-8020という品番の補修部品を近所の電気屋さんに取り寄せを依頼したのは昨日の夕方である。そして今日の昼過には入荷の連絡を貰って早速作業である。
自己責任の行為だが交換作業は簡単である。庫内のかごを取り出しビスを外すことでグタグタに伸び変形した交換すべき部品は中央にすぐ現れる。圧力が大きそうな箇所のビスは太い事と右奥の垂直の薄い突起に付けられた爪が外し難いことが僅かな注意点だろう。
幸いなことに汚れは見受けられず軽くマグネシウムの白い結晶を拭きとって交換作業は10分も掛からず終了した。
パワフルになったような気がする。食器乾燥器から食器洗い機に復活しただけでなく洗浄水の噴出が力強くなった。文字通り要の部品の修繕で購入当時の性能を取り戻したようである。僅か540円(税込み)の小さな部品を迅速に丁寧に取り寄せてくれる「あなたの街の電気屋さん」であるところの旧ナショナルショップには感謝だ。
2015-01-17 20:35
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