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2014年7月26日 変化するフツー。 [カメラ]

ginza_july.jpg
Panasonic LUMIX FX-500

銀座である。
昨晩は銀座の夜の習い事であるところの、ニコンカレッジでの講義であった。

相変わらず補充に迫られるプリンターインクの購入に、”ついでに”立ち寄るつもりでJR有楽町駅経由でニコンプラザ銀座に向かうことにした。有楽町駅に隣接するビックカメラがかつてそごうデパートだったことなど思い出せないほど普通に、そこにある。限りなく駅の側なのに駅とは繋がっていない距離感はそごうの頃と同じに。

西武では無くなったことに違和感も感じない有楽町マリオンをくぐって銀座に向かうと、最近は中国語を話す人波に巻き込まれる事が多いのである。彼の地では総書記の敵意に満ちた発言が続くが民間レベルでは日本観光とショッピングを楽しまれているようで何よりである。

ニコンカレッジでの講義内容は前回と同じく「動画」である。そもそもニコンの写真教室で動画の講座に人が集まるのかは不安であった、映像のプロフェッショナルの世界ではブームは落ち着き新しいワークフローに変わっていっているが一つのポジションを得ているものの、コンシューマの世界では写真機に突然付属した動画撮影機能への疑心暗鬼は相変わらずの様相だからである。

幸いにも講義には熱心な受講生の皆さんが定員を埋めてくださった。つまり、少なくともお集まり頂いた性別も年齢も異なるヒトたちには写真機の動画機能は認知されていたのである。まだまだ特別な機能と扱われている感は否めないが、きっと動画撮影などと改めて言わなくなる日も近いと思う。つまり写真を撮った結果論として静止画か動画かということになる。

ただこの先動画が4K、8Kと大きくなると静止画はその1コマの切り出しという合理性に流れ無いよう願いたいのは、フォトグラファーとしての密かな願望だ。


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