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2013年11月17日 本物の肌触り。 [カメラ]

nikon_df.jpg
Panasonic LUMIX FX500

昨夜(相変わらず昨日の話だ)、ちょっとしたパーティに出向いた。

ホスト側でも無いのに”ちょっとした”などと形容するのはおこがましいのであるが、ま、実際、小さなフランクなパーティである。お気楽な度合いを説明するに、プロトコールに無知な件のオコチャマ参議院議員でも参加できそうと、つい蛇足を加えそうになるのは悪い癖だ。

集まっているのは基本的に同業界なヒトたちなので、首からや肩からやバッグの中などにカメラを持っているのである。そんな中PentaxのHさんが使い込んだLimitedレンズを付けたK-3を肩から下げていた、何ともコンパクトである。品質の高い外装のフィニッシュやカッチリとしたソリッド感のある造作はPentaxの美点だ、しっかりした操作部と見易いファインダーや背面モニターやキビキビした動作を含め随分とよく出来たカメラである。APS-Cであることが利点なのか欠点なのか難しいカメラだが、実に良い写真機なのは間違いない。24MPでそろそろAPS-Cは限界ですかと問うたところ、もう少し行けそうと言うことである。MF世代のレンズを焦点距離のまま活かせるボディに話を振ると、使えるけど主流のボディ内各種補正が(通信機能を持たない)古いレンズで働かないのが・・と言う返事だった。

そしてNikonのGさんが持ってきたDfである。D600のインターフェイスを安直にアナログ調に組み替えた復古趣味の際物と疎外していた信念など現物を手にするとあっさり崩れ去るのである。勿論、優柔不断故ではなくDfが魅力的だったのである。製品写真に見られる不細工なプロポーションは現物に感ぜず、Gさんの「なんで縦長に写ちゃったんでしょうね〜」のカメラマン的に耳が痛い言葉は聞き流しつつ気に入ってしまうのであった。何より基本的な性能を維持しつつ驚くほど軽量なボディは大いなる魅力である。

ところで、目指すベクトルは異なるとも魅力あふれるこのカメラたちを、何方からかの差し入れであろう『東京天富良』という美味しい芝海老煎餅かき揚げ風を摘んだ指先を払いつつ弄ったのであるが、時流に乗って疑ってかかったところで煎餅に原型を留めない芝海老の真偽は不明である。それに比してなんてカメラは解りやすいのであろうか、Pentax K-3もNikon Dfも触れば直ぐホンモノと実感できるのだった。

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