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2010年4月1日 スクープ!CITROEN DS5 [クルマ]

citroen-DS5.jpg
PENTAX Optio s5n

シトロエンDS5である。
実走行テスト中の撮影である。おそらく完全な形の露出はこれが世界初であろう。

シトロエンの新しいラインナップであるDSシリーズはDS3、DS4そしてDS5の3車種が順次発売される事が発表されている。それぞれ対応するCで始まる車種のスペシャル版という位置づけになっている。日本でも既に新型C3をベースとしたDS3の予約が始まっている。次いで今年末と噂される新型C4をベースとしたDS4が来年のジュネーブショーあたりでベールを脱ぐだろう。

DS5は当然C5ベースとなる、次期モデルチェンジに合わせられるものと思っていたが、どうやら現行車種をベースとした形となるようである。シトロエンとしてはラインナップの拡充を急ぐ方針なのだろう。もっとも、発売はDS4より後であろうし、このテスト車を見るとフロントグリルが新しいCIに沿ったものなのでC5のフェイスリフト以降という事になりそうである。

さて、撮影した新型CITROEN DS5であるが、外観はC5より若干短く低い。ボンネットラインはややC5より薄く低い、新しいデザインのドォブルシェブロンを配したフロントグリルの形状とそれに合わせたLEDを採用した薄く小型のヘッドライトが新しいC5にも用いられるモチーフだろう。一見2ドアであるが、RX-8のような小さな観音開きのリアドアが両側ともついている。実用性への配慮はシトロエンらしい。当然リアシートの居住性も高い。荷室は詰められた全長の皺寄せで現行C5の2/3程度である。

現行C5ツアラーににるサイドビューであるが、レールの無い緩い弧を描くルーフやウインドウ周りのクロームそして何より20inのホイールがスペシャル感を醸している。パワートレーンはフロントに例のBMWとの共同開発のターボエンジンをスープアップしたガソリン2Lターボで前輪を駆動、後輪は両輪ともインホイールモーター駆動である。

エンジン出力155kwとリアのモーター出力80kw(!)はECUでハイドラクティブサスペンションと共にコントロールされ走行性能を高めている。任意でバランスを変化させる事も出来、FFから4X4そしてRRという駆動を楽しむ事が出来る。通常は車速や路面状況、気温、ドライビングスタイルなどをセンシングしながらリニアに変化している。リアの個別に作動するインホイールモーターを生かしたコーナリングはよりダイナミックなコントロールになったハイドラクティブサスと相まって異次元のものである。

パワーアシストが付いた大きなドアは軽く開き、広すぎず狭すぎずの室内は上品なレザー仕様だった。5人の乗車定員は無理無く長距離走行可能であろう。ルームミラーは大型のLCDで通常の後方視界以外にクルマの周り360°全ての方向を映す事が出来るうえ、カーナビのディスプレイにはセンサーに連動して近接した側の映像が警告音とともに表示されるのだ・・・・・

という事をまた今年もエイプリルフールのネタとしよう。

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