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2010年3月30日 東京の、日本一。 [日常]

tokyoskytree1.jpg
PENTAX K20D DA*50-135mm

東京スカイツリーである。
マイケル・ジャクソンと同い年の東京タワーにかわって地デジの電波送信を担う電波塔である。そして、昨日その東京タワーの高さ333mを超えて日本で一番高い建造物になったと言うニュースがあった。

完成したものは何時でも見られるけど、建築途中を見れるのは今だけだからね。とインタビューに答える人がいた。確かに正論である、含蓄を持った説得力のある発言だった。で、久しぶりの快晴の今日、早速現地に向かったのは言うまでもない。油断しているとすぐ出来上がってしまうのだ。以前新宿の高層ビル群をリビングから一望出来るマンションに住んでいた、あまりに日常なその風景の中あっという間に都庁が立ち上がった。ちゃんと写真を撮ってなかったと後悔してるうちにビルはどんどん増えていったのであった。同じ轍は踏まない、学習するのだ、カメラを首に出掛けるのである。

良く晴れた青空に白い平成の新タワーは、あまり高さに実感が無く立っていた。細身のシルエットがそう感じさせるのであろう、ただ、これって煙突じゃないのという声が見物人の中から聞こえた事にも頷ける印象である。エッフェル塔や東京タワーのような踏ん張ったシルエットが産業革命という言葉を想起させるようなエネルギーを感じさせるのに対し東京スカイツリーは論理派なちょっとナイーブな未来である。

日本電波塔という本名をもつ東京タワーに対し平成生まれは本名も東京スカイツリーと”ハイカラ”なんである。

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