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2022年1月29日 13年目の愕然。 [クルマ]

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Apple iPhone 8


今更の車検の話だ。

我がCITROEN C5 tourerを車検から受け取ってきたのは丁度一か月前の、つまり昨年末の、世の中では仕事納めと言われる日だ。

我がC5にとっては、13年目の車検である。登録後10年を超えると一年ごとに車検を課するという、あらぬ癒着をも邪推しそうなお決まりが廃されたとはいえ、13年目のクルマには増税という罰が待っているのだ。自動車税や車検時に徴収される、そもそもが謎の重量税が引き上げられるのである。モノを大切に長く使おうとすることに戒めで対するのがこの国の姿勢のようだ。もったいないとかサスティナブルとかSDGsとかの源流思想とは相容れないと不満は募るのであるが、そこは言われるがままの小市民であることを自覚だ。

時を重ねたとはいえ驚くほど走行距離が少ない我がC5は、そりゃあそれなりに悪化している点はあっても特段の不満はない状況での車検、のはずだった。シトロエン目黒サービスから、整備費用が高額になりそうだと不穏な電話があったのは、あのDS 3 CROSSBACKで、その乗り味に首を捻りながら帰宅した翌日だ。

送付された見積もりの、妙にページ数の多いPDFの最後に纏められた金額は正に高額そのものだった。それはつまり、その金額を持ってヨドバシカメラに赴けば、ニコンの最新フラッグシップカメラのNikon Z9とやはり最新のNikkor Z 100-400mmをセットしたうえ、ついでに予備バッテリーをも購入可能か、という事を意味する。

愕然とする想定外の事態である。最早クルマを手放す選択肢も考えた、都市生活者というライフスタイルは確かに自家用車を必然とはしていないのである。久しぶりに一日悩んだ末、メカニックと相談しつつ喫緊の課題のみを整備し車検を通すことを選択した。喫緊のとは、お約束のハイドロ系、ブレーキパッドやエンジンマウント等々で、少し異音のするスターターモーターやブレーキディスクやタイミングベルト等々は今後の対処療法でと切り分けたのである。で、なんとか、せめて半額程度ならと、それでも車検費用は、ヨドバシカメラで富士フィルムのFujifilm GFX50S IIとGF35-70mmのセットをも買えようかという金額で、かつての常に高額だったCITROEN BXのそれをも上回っている、この時世にあまりに厳しい出費である。

シトロエン目黒サービスから幹線道路に戻るのには、住宅街を少しクルクルする必要がある。その僅かな走行で、この高額な車検整備を選択した正しさをすでに確信するのである。それは最近乗った他のクルマと比して、つまりDS3 CROSSBACKの酷いブレーキフィールや落ち着かない乗り心地にイラつかされる事も無ければ、それで良いと思っていたDS3の3気筒1.2Lターボとはやはり別次元の6気筒3Lエンジンの滑らかさと相まった乗り心地に思わずニヤけてしまうのだから。

そしてそれは、決して高額な車検費用を正当化し納得するための方便や自己暗示では無い、はず、である。



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2022年1月1日 令和も四年目のあけましておめでとう。 [日常]

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Nikon D850 AF-S70-200㎜


開けましておめでとうございます。
大変だった年も明け、今年こそ良い年になりますように。

今年も干支の動物ポートレートで年賀状お受け取り下さい。