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2020年7月26日 ジレンマもしくはストレス、その2。 [カメラ]

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ASAHI PENTAX SP SMCT55㎜ + NEOPAN SSS

比較的軽傷とは言えベコベコのビネガーシンドロームのこの写真は、おそらく1976年の、スバルとニコンの看板が目立っていた新宿西口である。

先ずは先日の我がニコン機材を襲った惨劇のその後を記録しよう。受付の再開と予想される集中を避けて6月19日に、強固な防疫体制の銀座のNPSに持ち込んだ。そして6月25日に修理は完了した。バッキリ二つに折れた希望小売価格346,500円のレンズは24,695円で復活なったのである。ただ、行くついでに持ち込んだ、AFが不調の見た目こそ新品同様の70-200㎜が、超音波モーターや劣化したゴムリングの交換、レンズ内ゴミ清掃等で20,598円も要してしまったのは少し誤算だ。NPSの割引あっての金額かと思うが、コロナ禍のうえ各種税金の2期目の納付のこの時期に45,293円の出費は心穏やかではないが、幸いにも頑丈に作られているというボディに異常が無かったことが救いだ。

ミラーレスカメラのZシリーズの発表前か後だったか、兎も角その頃、所謂ニコンの中の人と立ち話程度だけど、今更D6(つまりD5の後継一眼レフとして)なんて作る必要ないですよね、と話を振られた。会話の中身はともあれD5の流れのままの一眼レフのD6の不要論には大いに賛成だった。

で、結局D6は発売となった。きっと幾筋かの商品企画や開発の中で最終的にこのD6が選ばれたのだろう。その昔キヤノンが最初のEOS 1Dを出したときに、せっかくデジタルになったのにデカい重いと言ったら、手に馴染んだモードラを付けたフィルムのEOS 1と同じサイズの要望が多かったと反論された。だからD6もきっとそんなことかもしれない。

新しいニコンのミラーレスカメラのZ5が発表された。そもそもカメラにおけるヒエラルキーが良く解らないのであるが、エントリーモデルであるらしい。エントリーモデルって何?はともかく、メディアスロットが2つになったことを除けば、小さくも軽くも無いうえ、わざわざ重要な肩部のディスプレイを無くし、センサーのグレードを落とし、性能すら落とした言わば劣化Z6だ。つまりZ6のメディアスロットを2つにして性能を少し上げた機種を用意して、現行のZ6の価格を下げた方がよほど歓迎されるのではと”カメラマン”としては思う。

我が最良のパートナーである、素晴らしいD800やD850以降はなんとなく商品企画や開発の筋道がそれているような、まあ余計なお世話だけど、でもD850のバックアップは必要なユーザーとしては深刻な不安だ。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D850 ブラック Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 ボディ ブラック Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z6 24-70 レンズキット NIKKOR Z 24-70mm f/4S付属 Z6LK24-70 Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z7 24-70 レンズキット NIKKOR Z 24-70mm f/4S付属 Z7LK24-70 Nikon エクステンショングリップ Z-GR1 Z用 アルカスイス規格互換 ZGR1 Nikon 縦位置ブラケット Z-VP1 Z用 ZVP1 Nikon マウントアダプターFTZ Zマウント用 Fマウント用 Nikon ミラーレス一眼カメラ Z50 レンズキット NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR付属 Z50LK16-50 ブラック