2019年12月28日 また、また、またまた・・車検。 [クルマ]
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車検である。
先日のモナカとは日時が前後してしまうのではあるが、我がCitroen C5 Tourerは”また”車検だった。
それを無駄な出費ととるか安心の担保ととるか、正直逡巡するのではあるが、BXやXantiaの頃のクルマ一台買えそうなほどの金額ではなくなったことが、まあ救いだと思い込むように努力するのである、心の平穏のためにね。例えばオイルフィルター一つとってみても1/10ほどになっていることなんかを支えにして。
いつものように綺麗で立派なプジョーディーラーに一間間借りしているような、肩身の狭いシトロエン目黒で支払った車検費用は、タイヤ交換のおススメを固辞したうえ保険税金を合わせおよそ250,000円だったと記録しておこう。
実は今回の車検は少しトラブルを伴った。いや車検そのものとは関係はない。車検の入庫に向かうためC5を始動させようとしたときの事だ。エンジンがかからない、正確に表現すればセルモーターが6本のピストンを回せていない。要するにバッテリー上がりだ。少し間をもって再度試みるもグゥと情けなく動きをとめてしまうのであった。
それを無駄な出費ととるか安心の担保ととるか、正直逡巡するのではあるが、BXやXantiaの頃のクルマ一台買えそうなほどの金額ではなくなったことが、まあ救いだと思い込むように努力するのである、心の平穏のためにね。例えばオイルフィルター一つとってみても1/10ほどになっていることなんかを支えにして。
いつものように綺麗で立派なプジョーディーラーに一間間借りしているような、肩身の狭いシトロエン目黒で支払った車検費用は、タイヤ交換のおススメを固辞したうえ保険税金を合わせおよそ250,000円だったと記録しておこう。
実は今回の車検は少しトラブルを伴った。いや車検そのものとは関係はない。車検の入庫に向かうためC5を始動させようとしたときの事だ。エンジンがかからない、正確に表現すればセルモーターが6本のピストンを回せていない。要するにバッテリー上がりだ。少し間をもって再度試みるもグゥと情けなく動きをとめてしまうのであった。
思えば前兆があった。いつものように玄関前の野ざらし駐車のC5の前輪側の車高が少し下がっていた。つまりタイヤとホイールアーチとの間隔が狭くなっていたのである。クルマではない出掛けの僅かな時間を使って重たく始動したエンジンを高めの回転数でアイドリングした結果、翌日は正常な姿勢を確認したつもりが、油断だった。
金属製スプリングを持たない所謂ハイドロ系シトロエンは高圧のオイルがその車体を支えている。水と空気を意味するハイドロニューマチックサスペンションはその高圧オイルをエンジン駆動の機械式ポンプで生み出していた。だからエンジンの止まった駐車中のハイドロシトロエンは暫くすると、お座りする大型犬のような姿勢からやがて完全にペタッと伏せてしまう。それ故に立体駐車場で入庫を断られたり、レッカー移動されないといわれていたのであった。
ハイドラクティブに進化して、確か先代のC5からだったかハイドロプレッシャーポンプは電動に変わった。駐車中であろうが必要に応じ一定の圧力を生み出し、車体は常に一定の高さを維持しているのである。具体的には時間を経ると僅かに低めの車高を維持し、ドアノブに手をかけるとスッと正規の車高に立ち上がってくるのだ。ちなみに意図的な車高変更はヘッドライトの眩惑を避けるためか常にフロント側が下を向くようにしつけられているとはいえ駐車中に少し前屈しているのは、ポンプ若しくはバッテリーの異常の発露だ。
はたして、所謂修理工場に向かうためにJAFを呼んで”修理”を乞うという本末転倒を演じてしまったことは内緒にしておこう。
2019-12-28 14:04