2019年2月11日 MBPリターンズ。 [日常]
FUJIFILM X-T2 XF18-55mm
Mac Book Proである。
何を今更のMid2010モデルなのであるが、AdobeのCS6が動く、我が家にとって必要かつ重要なマックだ。
勿論、仕事に直結しているソフトウエアはサブスクリプション契約の最新版とは言え、例えばPremirerProは次回から2千数百円に値上げですなんて連絡が来てしまう昨今、なんでもかんでもCC版というわけにはいかないのである。そこでCS6だ、Adobeがクリエイティブスーツと呼んだCS1から淡々とスーツでバージョンを重ねてきたのであるから当然最後のCS6も色々なソフトウエアの集合であり、時折の必要には十分役立つのである。
その最近のMacでは動かないCS6が使える、大切な、古い、Mac Book Proが暫く前から唐突な再起動に悩まされていたのである。そして、ネット上の賢人たちの書き込みで、それはGPUへの電源供給のコンデンサに起因するらしいことを知ることになるのであった。
選択肢は無い。購入時CTOで大盛りしたこのMBPを復活させるためにはコンデンサを取り換えるしかないのである。「まいくろふぁらでー」なんていう単位を何十年ぶりかに頭の中で反芻しながら秋葉原に向かった。アキバは本当はこういう場所なんだとメイドやコスプレイヤーの間を縫いながら思った。パーツショップのレジで前に並んだ父子連れがゲルマニウムラジオキットを買っていた、ほらほらとその思いは強まるのであった。
新しいコンデンサチップを入手したら、作業は単純である。27ヵ所のネジを外し、13ヵ所の微細なコネクタを引いたり抜いたり外したりでロジックボードを取り外し、不良なコンデンサの半田を溶かして取り除いたあとに買ってきた新品を半田付けする”だけ”だ。
ささやかな障害は、何もかもが小さいことだ。コンデンサチップは2㎜X2㎜X3㎜くらい、ネジもコネクタも『小さすぎて見えな~い』。形状はどうであれ。ルーペは必須だ。
古いチップの半田がなかなか溶けない。外すには高温が必要なのに新品の半田付けには細いこて先と極細の糸半田が望ましいという矛盾を跳ね返す忍耐がすこし必要だった。普通の電気器具向けの半田こてと値段で買ってしまった0.6㎜糸半田では太くて苦労したのは、相変わらずの貧乏性と計画性に欠ける性格を、ついでに反省だ。
そしてMac Book Proは復活した。再起動に怯えることはない。この写真を現像し軽くレタッチを加える、快調である。ただX-T2 のデータはCS6では読み込めないのでCCでの処理なのであるのだが。
勿論、仕事に直結しているソフトウエアはサブスクリプション契約の最新版とは言え、例えばPremirerProは次回から2千数百円に値上げですなんて連絡が来てしまう昨今、なんでもかんでもCC版というわけにはいかないのである。そこでCS6だ、Adobeがクリエイティブスーツと呼んだCS1から淡々とスーツでバージョンを重ねてきたのであるから当然最後のCS6も色々なソフトウエアの集合であり、時折の必要には十分役立つのである。
その最近のMacでは動かないCS6が使える、大切な、古い、Mac Book Proが暫く前から唐突な再起動に悩まされていたのである。そして、ネット上の賢人たちの書き込みで、それはGPUへの電源供給のコンデンサに起因するらしいことを知ることになるのであった。
選択肢は無い。購入時CTOで大盛りしたこのMBPを復活させるためにはコンデンサを取り換えるしかないのである。「まいくろふぁらでー」なんていう単位を何十年ぶりかに頭の中で反芻しながら秋葉原に向かった。アキバは本当はこういう場所なんだとメイドやコスプレイヤーの間を縫いながら思った。パーツショップのレジで前に並んだ父子連れがゲルマニウムラジオキットを買っていた、ほらほらとその思いは強まるのであった。
新しいコンデンサチップを入手したら、作業は単純である。27ヵ所のネジを外し、13ヵ所の微細なコネクタを引いたり抜いたり外したりでロジックボードを取り外し、不良なコンデンサの半田を溶かして取り除いたあとに買ってきた新品を半田付けする”だけ”だ。
ささやかな障害は、何もかもが小さいことだ。コンデンサチップは2㎜X2㎜X3㎜くらい、ネジもコネクタも『小さすぎて見えな~い』。形状はどうであれ。ルーペは必須だ。
古いチップの半田がなかなか溶けない。外すには高温が必要なのに新品の半田付けには細いこて先と極細の糸半田が望ましいという矛盾を跳ね返す忍耐がすこし必要だった。普通の電気器具向けの半田こてと値段で買ってしまった0.6㎜糸半田では太くて苦労したのは、相変わらずの貧乏性と計画性に欠ける性格を、ついでに反省だ。
そしてMac Book Proは復活した。再起動に怯えることはない。この写真を現像し軽くレタッチを加える、快調である。ただX-T2 のデータはCS6では読み込めないのでCCでの処理なのであるのだが。
2019-02-12 00:33