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2018年1月10日 シロクロつけろ。 [カメラ]

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Nikon KeyMission 80

銀座リコーのA.W.Pギャラリーで阿部克自の『ジャズの肖像 ポートレイチャーズ』を観た。

あのLPレコードの中の、あのジャズメンたちのポートレートだ。当然、銀塩モノクロプリントだ。多分にステレオタイプとは言え、やっぱりジャズは白黒写真だ、と言ってしまおう。ズージャのシンシャはクロシロなんである。ちなみにゲー万円ほどで購入もできるようである。

ついでにすぐお隣のTASAKIのビルボードもピーター・リンドバーグのモノクロフォトだったのは、まあそれは偶々だ。

そして昨年末は、富士フォトサロンでアンセル・アダムスの写真展を観た。当然銀塩モノクロプリントだ。ゾーンシステムと大判フィルムとテクニカルな暗室作業に因る至高の白黒写真だ。

なんとも銀まみれの年末年始だ、と言ってしまうのは多少強引ではあるが、銀塩白黒写真を改めて楽しんだのは事実である。勿論、我が家を見渡せばそこここに自前の銀塩モノクロプリントは存在している、そういう世代だからね。引伸ばし機はもう処分してしまったけど。

モノクロフォトの魅力は諧調だ。特にたっぷりの銀粒子を露光したフィルムから丁寧な暗室作業をもって焼き付けたプリントは、ハイエストライトからディープシャドーまで全ての光が封じ込められているように感じる。例えば、理論的にはヒトの眼には十分とする「僅か」255諧調のJPEG写真との違いは比べるまでも無い。それはCDより結局アナログレコードの方が音が良かった、と同じだ。

写真も音楽も0と1で置き換えるデジタルデーターは明瞭でコンパクトで劣化することもない。良いか悪いかと言えば、良いことは間違いない。ただそれを受け取る人間はそうそう単純にシロクロつけられない面倒くさい生き物なのである。

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2018年1月1日 平成30年、あけましておめでとうございます。 [日常]

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Nikon D600 AF-S24-70mm Photoshop

明けましておめでとうございます。
旧年中お世話になった方々有難うございました、そして本年も宜しくお願い致します。

今年も、今年こそ、より良い年になるようにと、いつものように念じて、取り敢えず前向きに。