SSブログ

2017年12月21日 タイヤキヤケタ。 [お気に入り]

hiiragitaiyaki.jpg
                               Fujifilm X-T2 SMC PENTAX-A macro 50mm

たい焼きである。また。

先日(相変わらず日を置いている点はご容赦を)、我がシトロエンC5tourerを車検に出した。なんだかしょっちゅ車検をしているように感じるのは、きっと気のせいだろう。ともかく、普段ほったらかしの事もあり、整備を含め何時ものように目黒サービスポイントに入庫した。

かつてBXを購入した西武自動車目白営業所が目白通り沿いに位置していたから、その名称(おそらく)だったように、目黒サービスポイントも目黒通り沿いで、最寄りの駅は学芸大学なのである。

その駅の北側に人気のたい焼き屋さんがある。『目黒ひいらぎ』は入念な炊き方の餡と30分以上じっくりと焼き上げることが拘りだそうだ。ちなみに関西から東京に進出した恵比寿の『ひいらぎ』の流れをくむのだと、参考に後日開いたwebサイトにそうあった。

見た通り端正なたい焼きである。当然、30分以上かけて焼くというのであるから一丁焼きでは無く、昨今の分類に則すれば養殖モノという事になる。対面カウンターから暖簾越しに焼き機が並んでいるのが見える。おそらく低温でゆっくり焼くからだろうその皮は破れや焦げも無く端正な佇まいである。天然モノの雄である東京の老舗の野趣あふれるそれとは様相を異にしているが、それは好みの問題であろう。

端正な姿から大量生産されたたい焼き状の菓子を想起してしまうが、このたい焼きは見事なまでに薄く、それでいて存在感を失していない皮がたっぷりとした上品な甘さの粒あんを包んだ、正統たい焼きだ。皮はすべての方向に薄い、つまりパーティングライン方向にも薄く、結果、頭からしっぽまでアンコがぎっしりという事だ。アンコたっぷりの頭から食べ進め、皮のみのしっぽの先で口中を整えるといった好みの食べ方は出来ないものの、結局アンコ好きの身には至上のたい焼きである。

熱々が嬉しい店頭で一匹食し、お土産にたい焼きとアンコのみも購入とまんまと店の術中にはまってしまったのは、甘党の性だ。

店頭の熱々は当然美味しい。とは言え、数時間後に、そのインストラクションに従って温め直したそれは、気のせいかよりアンコや皮の旨味が増して感じた。なんにしろ持ち帰っても旨いのは間違いないたい焼きである。そして当然持ち帰りのアンコは美味しい。たい焼きとして皮と餡のマッチングは見事で、実に美味しいたい焼きであるが、しかし、おそらくたい焼きの体内で、30分以上も、火を入れられない事もあるのかアンコ自体の味はより品よく美味しいのも特記事項だ。

たい焼きのみを主商品とする商売の維持は困難であろうことは想像に難くない。贔屓だったたい焼き屋や今川焼屋が気付くと店を閉めていることは何度となく目にしている。それでも願いたい、味の多様化による販路を広げようと、たい焼きの体内にクリームや、あまつさえカレーやピザソースを封入するような暴挙に出ないことを。

パール金属 たい焼器 ガス火専用 フッ素加工 おやつDEっSE D-419 たいやきキャップ D-STYLIST たい焼きメーカー  KK-00310 KK-00310 山善(YAMAZEN) マルチサンドメーカー (ホットサンド・たい焼きプレート付) ホワイト YHS-X700-2N(W) BlueBowl 焦げつかない テフロン加工 バーベキュー たい焼き器 鯛焼き ツール BBQでの余った炭でキッズメニュー 大人から子供まで楽しめるセット 家庭用カセットコンロ対応 『あん入れ器具付きセット』 キャプテンスタッグ バーベキュー BBQ用 たい焼き器 キャスト アルミUG-3008