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2020年5月13日 タイムマシンにお願い。 [クルマ]

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OLYMPUS XA + NEOPAN SSS

何のことは無い、カーナビの地図を更新したのである。

この写真がすでに余談なのだけれど、1979年夏の日にホンダ・シビックCVCCのドライヴァーズシートから写した新宿東口交差点である。整理が悪いくせに自信をもって1979年と断言するのは、正面のビルボードに『カリフォルニアドリーミング』や『下落合焼とりムービー』が見られるからだ。つまり右手後方には新宿アルタではなく二幸が建っているはずである。

本題はCITROEN C5のカーナビの地図更新の事。で、当然だけど随分前の、#ステイホーム以前の事だ。インストールに2時間以上要する経験からあの弾丸帰省の折行った。

実は昨年のこと、毎年恒例のパイオニアからの地図データ更新の案内に、当該機種のデータ更新はこれが最後である旨が追記されていた。思えば、PHS回線を利用した渋滞情報等の通信機能も昨年終了した、あらためて12年前の製品であることを思い知らされるのである。

C5のカーナビはパイオニア製「楽ナビ」だ。まあいろいろな事情からかメーカー純性は日本仕様には含まれず、後付けの汎用品が日本での純正ナビなのである。しかもディスプレイ位置の内部は太い骨格で奥行きがまるでない為一体型は設置できない。そこで当初あるディーラーが始めたダッシュボードを切った貼ったでオリジナルに似せてディスプレイを設置したのが日本仕様のスタンダード化し我がC5もそうなっている。ちなみにその後のモデルではオリジナルのパネルを使用して見た目はスマートになったもののオーディオ本体がオリジナルからかけ離れたものに変わるなどシトロエンのAV事情は現在も不憫なままだ。

ともかく、最後ということで地図データ更新を決意した。ほぼ10年ぶりだ。なにしろ更新データDVDは約2万円もするのである。そこに躊躇いのまま月日は流れてしまっていた。確かに、無料だった3年間以降我がC5は時々、川を横切ったりビルを突き抜けたり山中を高速走行したりと地図上での振る舞いがスーパーカーだったことは認めよう。早晩海すら超えそうであるから、最後にして最新の地図データを購入した。

”昔”と違い二枚組になったDVDは、”昔”よりずっと早くインストールができた。当たり前だけど見た目には何も変わらないけれど、初めて新東名を走っていることを地図が認めたのである。そして『豊洲市場』を検索した、大丈夫、10年後の未来へ戻ってきた。

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