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2020年5月1日 騎兵隊到着。 [日常]

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Nikon D850 AF-S60㎜


SHARP製マスクである。

印刷を急ぐためか、広報写真とは異なりシンプルなパッケージに変わったそれは、ピッタリの段ボール箱に収まって届いた。

抽選販売のシャープのマスク、470万を超える応募とその抽選倍率117倍を乗り越え、残数が不安で手元のサージカルマスクを繰り返し再利用という劣勢の我が砦に頼もしい援軍が到着した、というような事である。なにしろ先に到着していた官製布マスクはあまりに戦力不足で後方支援が精一杯だったから。

何年も前から我が家に常備されていた手元の国内医療品メーカー製のサージカルマスクには細菌ろ過率99%とある、そしてシャープのマスクのホームページ上の説明にはそれに加え生体ウイルスろ過率99%ともある。これが即ちCOVID-19の感染防止に繋がるかは不明だとは言え、透明な袋に入っただけのガーゼのマスクよりは遥かに信頼できるのである。微細なコロナウイルスの前にはガーゼも不織布も五十歩百歩だとしても、倍も違う百歩を選ぶのが道理だ。

この抽選倍率117倍のプラチナチケットのごとき高機能マスクの購入価格は、送料を合わせ3938円である。つまり一枚およそ79円だ。畑違いのシャープが、クリーンルームを持つといえ、こんなに迅速にマスクを大量に製造できるのだから、今だ4%程度の配布率の『アベノマスク』の466億円もあれば新型コロナ以前の価格で大量生産できる工場ごと作れていたのでは、なんて考えるのは自粛ストレスか。

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