2018年10月14日 とらやのあん。 [お気に入り]

FUJIFILM X-T2 SMC Pentax FA 35mm
あんペーストである。
トラヤカフェのあんスタンドのあんペースト、勿論好みは小倉あんだ。なんとも「あん」ずくしである。
甘いモノはちょっと、などとのたまう不憫な身の上の御仁にはおそらく、どうでもいい事ではあろうが、アンコではなくてあんペーストである点が重要なのである。つまり、アンコはその通りで何かの中に詰めたりあるいはたっぷり載せたりで主役として楽しむもであり、ペーストは何かに塗布して味付けとして楽しむものだ。例えばコッペパンの切り込みにマーガリンと共にたっぷり挟み込むのはアンコで、6枚切り食パンのトーストにバターと重ねて塗りたいのがあんペーストというわけである。
あの”とらや”であることが購入動機の主因であることは言うまでもない。それはつまり、夜の梅をいつかバタートーストに塗りたくりたいという願望への、正しい解決策であるはずだからだ。とは言えそう納得とは難しい、なにしろ開封後一口目に感じたのは少し尖った甘さだったから。これまた先述の不憫な御仁には理解困難とは思うが、それはとらやへの期待に反する安易な甘みの強い味だったという事である。ペーストだから、この味なのだろうかと些か戸惑ったのは否めない。ただそれは冷蔵庫で日を置くことで落ち着いたのか、あるいは瓶の中の上面から食べ進んだ位置のせいか、今日の昼食の時には尖った甘さを感じることは無かった。もしかすると開封時に攪拌するのが良いのかもしれない。
願わくは、あんペーストせめて小倉あんバージョンだけでも小豆の味と存在感を増してくれることを望むのものである。あくまで願望は、夜の梅のシベリアではなくて、バタートーストへの塗布だからね。







2018-10-14 16:50
Facebook コメント