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2018年3月2日 祭りの後の寂しさは。 [カメラ]

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                 Nikon KeyMission 80

CP+である。
春の、恒例の、所謂カメラショーである。写真を生業とする身として、などと大義名分を用意しつつその実マニアだから行ってしまうのであることは、その通りだ。ただ、仕事のための情報の収集と確認が目的なことも、これもまたその通りなのである。

相変わらずその場所と催しの整合性が不満であるが、今年も”遠い”横浜のパシフィコ横浜が会場だ。最寄りのみなとみらい駅へと東横線に乗って出かけた。

なにしろ、C5で向かった昨年は、平日の昼過ぎなのに、国際展示場を標榜するパシフィコ横浜の公共駐車場は満車であると仁王立ちの警備員に拒まれたのであった。国内はもとより海外からも多くの来場者を集めるはずの国際展示場の駐車場は平日の昼過ぎに駐車することも叶わないのである。代替の駐車場を訪ねても、知らない分からないの返答しか得られず結局駅よりも遠い、しかも高価だった駐車場に停めざるを得なかったことに懲りたのである。

開催概要が変わった、かのフォトキナに代わりいよいよ国際的トレードショーとして多くの”New”を期待したものの結局CP+はいつも通りの、特段の盛り上がりの無いカメラショーだった。通路は広く、ブースは少なく、ヒトも少なく会場を丹念に一巡し必要な情報収集とご無沙汰の方々との挨拶が、午後から入場したのに夕刻を待たずに完了できたと、たっぷりと皮肉を込めて語っておこう。

スマートフォンという『革命』でカメラは存在理由を危うくしている。そしてかつて隆盛を誇ったニッポンの写真産業の些か寂しい現状は、中国企業の躍進とともに、やはりかっての華やかで賑やかだったカメラショーとは違う今日のCP+の会場で感じてしまう、と、一応嘆いておこう。

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