2016年12月23日 メード・イン・ジャパン [カメラ]
クリスマス前の銀座である。
相変わらず、少し前、のだけど。
で、ウインドウディスプレイやイルミネーションが華やかに、クリスマスを盛り上げているので写真を撮りながら歩いた。
銀ブラが、珈琲を楽しむことなのかブラつくことなのかは兎も角、散歩が楽しい街だと認識しているのである。まあ、それは建ち並ぶ高級店に縁がないことへの言い訳も少し、有る。
父や母の世代が口にしていた舶来品という言葉は、高級品と同義語だった。銀座はそれを体現している。気が付くと軒を連ねるのは外国の老舗高級ブランド店ばかりだ。つまりクリスマスが華やかなのも、それは理にかなっているのと納得させられるのでもある。
木村屋がアンパンでいまだ銀座の中心で暖簾を守っていることに安堵しつつも、「日本製」という意味や理由が希薄になっていることを銀座は現している。
”銀座”のニコン内のNPSへ、日本製のD800のLPFクリーニングと、日本製の24-70mmズームのピント点検を依頼した。はたしてズームレンズの長焦点側のズレ調整ということで3時間と計2,592円を要したのである。
経年変化だったとしても、ピントのズレという状態はカメラやレンズがその本来の性能を維持できていないということだ。もし購入時からだったとしたら品質の不備だ。
「日本製」という意味にかつての期待を持ってはいけない、とやはり銀座は教えてくれるのである。
2016-12-23 18:09
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