2015年10月21日 バック・トゥ・ザ・フューチャー [カメラ]
Panasonic LUMIX FX-500
2015年10月21日である。
つまり、ドクとマーティがタイムマシンに乗ってやって来た未来が今日ということである。ヒルバレーから遠く離れた東京でも一般ニュースでそれを伝えている。
因みに1000年後の未来からやって来たスーパージェッターの乗るタイムマシンの流星号に比肩するエメット・ブラウンがタイムマシンに改造する愛車のデロリアンDMC-12は、本来PRVのV6 2.8Lエンジン搭載である。つまり我C5とは血筋の繋がったほかならぬ間柄であるのだ。
レプリカのデロリアンタイムマシンを映画に描かれた到着時間に合わせて走らせる等盛り上がっている。とは言え、見捨てられた宇宙飛行士がジャミラに姿を変え復讐心で戻った地球で、ウルトラマンのウルトラ水流に命を落とした未来のある日はドクとマーティが飛び越えた今から22年前だったが、今日のような盛り上がりはなかったのが日本人としては些か複雑である。
映画の中の未来の今日と現実の今日の整合性は、タイムマシンに乗らず時間に乗ってやって来た我身からするとあまり感じないのである。つまり映画の中の今日はやっぱり未来のままなのである。
とは言え、ドクとマーティが出発した少し前に発売されたNikon F3への当時のカメラライター達のクレームを思い出すと明確な未来を実感する。
当時のカメラライターは、F3の採用した液晶表示に対し否定論で満ちていたのである。曰く、寿命の短い液晶など長く使う高価なプロ向け機種に採用など何たることかというのである。2〜3年で液晶がみえなくなったらどうしてくれると盛んに雑誌に書いてあった。
300万画素こそ正義だ、600万画素がベストバランスだ、1200万画素で十分だ、低画素機のほうが画質がいイイ等と度毎に常に語られるカメラの世界は、解りやすく未来を迎えている。
2015-10-21 21:34
トラックバック(0)
Facebook コメント