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2015年8月26日 対処療法。 [カメラ]

D6000dust.jpg
Nikon D600 AF-S24-70mm

件のニコンD600の事である。
そして解り難いが、D600で撮った真夏の抜けるような青空の写真を上にあげた。ただ、絞って撮影し彩度を落としコントラスト等を上げたと注釈付きだ。

Nikon D600は発売後まもなくして購入した。 それは気に入ったからだ。小型軽量で画質も良好で、D800等に比べ酷く劣る操作性を我慢すれば、それはもう良いカメラだ。およそ3年を経た今でもその印象は何も変わらない。

ニコンD600といえば例の黒点騒ぎだ。些か尋常ならざる数の黒点が写り込むという現象である。そしてそれは我お気に入りの愛機も例外では無いのであったが、サービスの窓口、この場合銀座のNPSの窓口となるそこに出向くのがなんとも面倒なのである。そこで絞らないで撮るという単純にして実に効果的な対処法の実践を心がけてきたのである。

何かのついでが有れば、勿論、サービスの窓口で清掃を依頼はしてきた、すると先月末NPS窓口で修理入院を告げられたのである。別件での検査入院などを経ていつの間にか底部の三脚穴に黒丸が付き、既に済んだものと思っていたシャッターユニット交換だという。ちなみに入院時の代替貸出機にすらD600は無い、なんとも訝しいのであった。

交換後暫くして、興味本位で、意地悪く絞って青空を撮ったのが上の写真だ。見事な黒点である。

そして、先日やはり銀座への所用のついでにクレームに持ち込んだのである。一時間ほどの検査の後、普通のゴミでしたと伝えられた。要するにweb上で話題のD610への交換を期待するさもしいカメラマンの機先を制したのであろう、清掃時に尾を引かなかったので油性の汚れでは無いと説明された。つまりニコンとしてはシャッター機構から飛び散る油が黒点の原因としているのだ、だからシャッターユニットを交換すれば問題は解決と言う事のようだ。

そのクレーム清掃の後、今日初めてレンズを付けて、意地悪に絞って、無地の壁を撮った。幾つかのゴミが写り込んでいる、結局Nikon D600は他のカメラに比べゴミが写り込みやすい事は何も解決していないのだ。絞らずに撮る、という対処法は変わらず必須のようである。

そして何気に確認したEXIFのシャッターカウント数が交換前の倍以上となっているのは何を意味するのか。

なんだか訝しいぞ、ニコン。


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