NEWS! New Citroen C5 !! This is Numero. [クルマ]
Pentax K1 DA*24-70mm DC USO
発表間近の新型シトロエン C5である。
カタログ撮影の途中を撮影した。
DSシリーズを独立したブランドとしたシトロエンは、車名のルールを変更する。つまりCと数字の組み合わせによる名称は終了し単語の名称となる。シトロエンの車名といえば、課税区分を元にした名称から始まりCと数字、単語の名称からアルファベット2文字、Xで始まる単語、再びCと数字と時代を経てきた。そして、再び単語の名称となるのであるが、Xで始まるといったルールは無い。ピカソやカクタスといった自由な名付けである。そしてC5の後継車はNumeroと名乗るようである。
ラグジャリーをDSラインに担当させることでシトロエンはよりアバンギャルドな方向付けになった。新型C5つまりNumeroは、現行の実質的なPSAの最高級車というポジションからスポーティな性格のものとなる。内外装の高級感は維持されているがやや全長は短くなり、シューティングブレークと言うより大型SUVである。むしろ大径20インチホイールのせいか単独で見るとコンパクトハッチバックに見える。
パリのディーゼルエンジン規制に伴ってPSAのハイブリッドエンジンは小排気量ターボのガソリンエンジン+モーターとなった。Numeroも1.2Lターボ+電動モーターのHybrid 4をラインナップするが、注目は3気筒ガソリン0.9Lエンジン+4モーター仕様だ。エンジンは発電のみである、必要なときのみ始動する。ドライブトレーンから外れているため走行抵抗となることは無い。4輪それぞれを独立した90kwのモーターが駆動する、文字通りの4輪駆動車である。
期待の(懸念の?)サスペンションはハイドラクティブの後継のエレクトリックアクティブサスペンションだ。ストラットタワーバーの中の油圧を制御してスプリングとダンパー機能をもたせている。非常にコンパクトなサスペンションにより走行用リチウムバッテリーの搭載と広大なラゲッジスペースの両立を可能としているのである。ハイドラクティブ同様の各種センサーに加えレーザーと電波による路面センシング機能を持ち駆動用モーターとサスペンションをよりダイナミックに制御することでSUVというよりMPVなのである。
忘れずに撮影日を記録しておこう、2015年4月1日。
2015-04-01 18:39
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