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2014年8月16日 故郷への長い道。 [クルマ]

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お盆の帰省である。
それはつまり予め予定された苦難の大移動だ。そしてムーやトナカイの本能のように、今年もまた、敢えてその難行に身を投じたのは当然である。 

もっとも、帰省とはいえ4年前のこの話題と何も変わることの無い、一人で、日帰り弾丸墓参りのことである。帰郷と帰京を同日に行うため、Uターンラッシュのピークとされる16日を避け前日の15日を選んだのは言うまでもない。

因みに改めて強調するが、我が故郷は歴史と温泉と海や山の有名観光地である。夏の観光地に帰省するのは(正しくは一昔前は年末の帰省も)自虐的行為であることは、四捨五入すれば40年にもなる歳月をして実感している。そもそもが我が故郷へ至る道に選択の余地はなく火中の栗を拾う如く勇んで難行に対峙する気構えが必要だ。部分的に裏道だの抜け道だのを組み合わせ、いくばくかの停滞時間の回避を求めることで精神的安定を望むのであるが、それは、解り難い地図と現実の狭間でパッセンジャーとの不毛な諍いの新たな危機との諸刃の剣であることは言うまでもない。

カーナビは、確かに絶大なる問題解決力を持っていた。通信機能を活かし少しでも時間短縮となる抜け道を(巨大なC5ツアラーのボディには厳しすぎるとしても)選び出し組み合わせ有用な有難い御託宣を授けてくれるのである。前方で発生している渋滞の理由を把握することだって可能だ。テレビだって映る、つまり動かない車内の平穏を保つ神器である。

ところが少し前から、その頼みのカーナビが不調となった。走行中突然地図が勝手にスクロールし、しかも一切の操作を受け付けてくれない。それでなくとも1年分2万円余の価格に躊躇で更新が滞る地図表示は、例えば新東名走行時に何もない山中の浮上走行状態とは言え、それにもましてジェット機並みの速度で地図がスクロールして彼方に行ってしまうのは困りモノである。

つまり、頼りのカーナビの渋滞対応力に身を委ねることは出来ない。経験に基づき、昔のように、どうせ一人だしと、で結果往路はおよそ5時間、復路はおよそ7時間を要した。あんなところも渋滞していたし遠く前方の赤色灯の点滅を眺めながら長い停止もあったから、いつもより渋滞が酷かったのかも知れないしカーナビの有難い御託宣を甘受できなかったせいなのかは定かではない。

ただ改めて認識したのは、途中一部長年の計画道路の新規開通があったとはいえ、およそ40年たっても物理的距離は縮まらないという現実と通信機能を持ったカーナビによるクルマ版IT革命の、今更の実感だ。

そして少し不安を感じたC5の違和感を記録しておこう。急に妙に大きくなったロードノイズの侵入と、かつての経験上スフェアのヘタリに因ると思われるショックの変化が、休息しない延べ12時間走行の疲労に起因する感覚のせいであることを願いつつ。

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